ソニー系、250人削減 宮城・多賀城の記録メディア拠点
ソニーグループ傘下の事業会社がブルーレイディスク(BD)やテープなどの記録メディア事業で250人程度の人員を削減することが29日、分かった。宮城県多賀城市の製造拠点で希望退職を募る。クラウドやデータ保存の必要がない配信サービスが主流となる中、需要減に対応する。BDなどの光ディスク事業は生産からも順次撤退する。 ソニーストレージメディアソリューションズとソニーストレージメディアマニュファクチャリングで人員を減らす。拠点には約670人の従業員がおり、4割程度が対象となる。ソニーグループの業績への影響は軽微とみられる。