なぜ“ゲレンデ”は都市部で売れているのか? 新型メルセデス・ベンツGクラスの実力を考えた!!!
改良を受けたメルセデス・ベンツ「G450d」に、小川フミオが東京都内で乗った。オンロードでの実力に迫る! 【写真を見る】新型G450dの細部(22枚)快適すぎる室内に注目!
アップデートのおさらい
今やメルセデス・ベンツの金看板のようなGクラス。2024年7月26日に日本発売が開始されたG450dローンチエディションに公道(オンロード)で試乗した。力強い走りで、かつ乗用車のような操縦性に感心。セダンに代わる魅力があるといってもいいクルマだ。 今回のG450dは、270kWの最高出力と、750Nmという大トルクを発生する2988cc直列6気筒ディーゼルターボエンジンを搭載。さらにモーターがトルクを上乗せするISG(インテグレーテッド・スターター/ジェネレーター)システムをそなえる。「メルセデス・ベンツ史上もっともパワフル」(広報資料より)とされる。 G450dにおける外観上の特徴は以下のとおりだ。 ・4本の水平ルーバーをもつフロントグリル ・「スクワークルデザイン」のフロントエアインテーク ・ハイグロスブラック/ハイシーン仕上げの20 インチAMGアルミホイール 装備の面では下記が標準だ。 ・キーレスゴー(Gクラス初採用) ・MBUX ARナビゲーション(Gクラス初採用) ・ワイヤレスチャージング ・ステアリングヒーター ・最新世代のマルチファンクションステアリングホイール ・ディファレンシャルロックのスイッチ周辺を再設計 ・温冷機能付カップホルダー (前席) ・ブルメスター3Dサラウンドサウンドシステム 操縦性にかかわる機能としては下記も標準となっている。 ・ステアリングアシスト ・オフロードコックピット ・トランスペアレントボンネット ・アダプティブダンピングシステム さらにローンチエディションでは、 AMGラインパッケージ、ナッパレザーシート(ダイヤモンドステッチ付)、ナッパレザーダッシュボード、MICROCUTルーフライナー、それに、従来オプションだった車体同色スペアタイヤリングも標準装備だ。