ビジネス力を鍛える本の読み方とは?忙しい人におすすめの正しい読書術
社会人はできるだけ若いうちから本を読んでおこう
読書は人生のいつ始めても遅くはありませんが、私は特に20代のビジネスパーソンこそ、読書をして欲しいと考えています。それは生涯にわたる資産になるものです。 新人の頃は、上から言われた仕事さえきちんとやれば、それなりに評価されます。しかし、数年後にリーダーやマネジャーを任されると、ほとんどのケースで自分が経験したことのない課題が一気に降ってきます。そうなると、どのくらい本を読んで考えてきたか、知見を広げてきたかで差が表れてくるでしょう。 ジャンルは何でも構いませんが、ビジネスパーソンの「心構え」をテーマにした本は、1冊読んでおくことをおすすめします。「この人はすごい」「信頼できる」と思った著者の本を、ぜひ手に取ってみてください。
【大賀 康史(おおが・やすし)氏 プロフィール】 株式会社フライヤー 代表取締役CEO 2001年早稲田大学理工学部機械工学科卒業、2003年早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修了。2003年にアクセンチュア株式会社 製造流通業本部に入社。同戦略グループに転属後、フロンティア・マネジメント株式会社を経て、2013年6月に、株式会社フライヤーを設立。“1冊10分で読める”本の要約サービスを展開し、ビジネス書を中心に3300冊以上の要約を公開している、著書に『最高の組織』(自由国民社)、共著に『7人のトップ起業家と28冊のビジネス名著に学ぶ起業の教科書』(ソシム)などがある。
取材・文・編集:鈴木恵美子