米中枢同時テロ、死刑回避へ 主犯格らと司法取引成立
【ニューヨーク共同】米国防総省は7月31日、2001年の米中枢同時テロを計画したなどとして訴追された被告5人のうち、主犯格とされるハリド・シェイク・モハメド被告ら3人と司法取引が成立したと発表した。ニューヨーク・タイムズ紙によると、罪を認める代わりに死刑を免れ、終身刑となる。 国際テロ組織アルカイダ幹部のモハメド被告ら5人は02~03年に拘束され、キューバのグアンタナモ米海軍基地の特別軍事法廷で公判前手続き中。司法取引で3人に判決が下される見通しが立った一方、死刑を求めてきた遺族からは反発が出そうだ。