「赤い州」のはずが… 中西部アイオワで「ハリス氏優勢」の地元紙世論調査 トランプ陣営は「明らかに異常な数値」と火消し
現地時間5日に投票日が迫ったアメリカ大統領選挙。共和党のトランプ氏が優勢とされてきた中西部・アイオワ州で、民主党のハリス氏がトランプ氏を上回る支持を得た世論調査が公表されました。 アメリカ中西部・アイオワ州の有力地元紙「デモイン・レジスター」が2日に公表した世論調査では、ハリス氏の支持率は47%、トランプ氏は44%で、ハリス氏が3ポイント優勢という結果になりました。 今回の大統領選挙でアイオワ州は一貫してトランプ氏が優勢とされ、民主党と共和党の双方に勝利の可能性がある「激戦州」とはみられていなかったことから、調査結果は驚きを持って受け止められています。 一方、エマーソン大学が同じ2日に発表したアイオワ州の世論調査では、トランプ氏の支持率は53%、ハリス氏は43%と、トランプ氏が優勢でした。 トランプ氏の選挙陣営は「デモイン・レジスターの調査結果は明らかに異常だ。エマーソン大学の調査の方がアイオワ州の有権者の状況を正確に反映している」と強調し、火消しに努めています。
TBSテレビ