愛子さま 煌めくアクセはハートや星、リボンに小花の『可愛い』尽くし 数千円の服や小物のコーデが目立つようになった背景とは
天皇、皇后両陛下の長女の愛子さまにとって、2024年は社会人となり、成年皇族としての経験を積まれた年となった。一方で、23歳になった昨年12月に公表された誕生日の写真では、愛子さまの胸元に愛らしいハートのペンダントが光っていた。公務でも星やリボン、小花など、可愛らしいモチーフのアクセサリーを選ばれる愛子さまだが、お手頃価格のアクセサリーや装いをされるシーンも増えてきた。カジュアルな装いを楽しむ年ごろであると同時に、存在感の増した愛子さまなりのご配慮ではと、ファッションの専門家は分析する。 【写真】巻き髪の愛子さま!ジャケットに星のイヤリングが映える * * * 愛子さまや皇族方が公務に臨む際は、ミキモトや和光といった相応のジュエリーを身に着けられることが多い。一方で、ご静養などプライベートな時間は、ややカジュアルで、モチーフにも愛子さまの好みがうかがえるアクセサリーを選ばれる場面もあり、「愛子さまスタイル」が確立しつつある印象だ。 たとえば昨年12月1日、23歳の誕生日に公開された画像では、メレダイヤのようなハートのペンダントとフープ型のイヤリングという「大人可愛い」装いだった。 「愛子さまのお洒落は、高価なジュエリーでもカジュアルなアクセサリーでも、ボリュームを押さえた、可愛らしいモチーフや雰囲気がポイントのようですね」 エネルギーに満ちた若い頃は、小さなモチーフや値段の張らない装いが、かえってまぶしく見えることもある。そう話すのは、長年パリコレで取材を続けてきたファッション評論家の石原裕子さんだ。 ハートといえば、2年前の誕生日の写真は、友だちから贈られたという「A」のイニシャルの入ったハートのペンダントが話題になった。
装いに可愛いモチーフを取り入れるスタイルは、以前からだ。愛子さまが小学生から大学生のころまでは、フワフワのボアやリボンがついたバッグなどを外出の際にお持ちだった。 成年を迎えた時期からは、アクセサリーやジュエリーに可愛らしいモチーフを取り入れて、お洒落を楽しまれているようだ。 2023年4月に栃木県の御料牧場を訪れたときには、ジャケットに星型のイヤリングを合わせた愛子さまの装いが話題になった。 ■23歳の誕生日写真 耳には再び3WAYイヤリング? 愛子さまが好まれている一つが、花のモチーフだ。 昨年9月、栃木県の那須御用邸でご静養されるため、JR那須塩原駅に到着した愛子さまの耳には、花のチャームのイヤリングが揺れていた。 愛子さまが着けていたのは、20~30代の働く女性に人気のブランド「アンテプリマ」の「エテルナ/3WAYイヤリング/ シルバー」シリーズで、2万900円の商品とみられる。 花をモチーフに仕上げたフープイヤリングで、花のチャームの片面は白蝶貝、もう片面はカットガラスで装飾されたリバーシブルタイプ。チャームを外すとフープのイヤリングにもなる使い勝手のいいデザインだ。 実は、23歳の愛子さまの誕生日の写真で、愛子さまが身につけていたフープ型のイヤリングは、花のチャームを外して着用されているようにも見える。 この「アンテプリマ」のライセンスジュエリーを手掛けているのは、東京・青山に本社を置く宝飾企業「ヴァンドームヤマダ」だ。 「確かに、弊社が手掛けた『エテルナ』シリーズのイヤリングを、チャームを外してお使いいただいているようにも見えます。写真だけでは断定はできませんが、ご愛用くださっているとしたら大変嬉しく思います」 と同社の担当者。