【男子ゴルフ】稲森佑貴、9季連続フェアウエーキープ率賞、10年連続へなら…「名称を『稲森賞』に変えてもらおうかな」
国内男子ゴルフツアーの年間表彰式(アワード)が2日、東京都内のホテルであった。稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)が9季連続でフェアウエーキープ率賞を獲得。昨季の79・269%を上回る80・957%を記録し、史上初めて80%台に乗せた。 2位選手が69・18%とあって、この部門ではぶっち切りの強さ。ラウンド中にラフに打ち込むと、ギャラリーからは「すごく珍しいものを見た!」と、驚きの声も上がる。 「昨季は79%止まりだったのが、残念だった」という本人は、2週前のカシオワールドオープンで、どうすれば80%で終えられるかを計算しながら回っていたという。その一方で飛距離アップも目指し、毎週のように使用ドライバーのシャフトやロフトを替えるなど、試行錯誤を繰り返していた。 来季は次なる大台、10年連続がかかる。「達成できたら、名称を『稲森賞』に変えてもらおうかな。ここからが本番です」と、意欲を燃やした。 各賞は、次の通り。 ▽最優秀選手賞(MVP)金谷拓実(初)▽最優秀新人(島田トロフィ) 平田憲聖(初)▽下部ツアー賞金王 山田大晟(初)▽平均パット 清水大成(初)▽バーディー率 清水大成(初)▽イーグル率 幡地隆寛(初)▽ドライビングディスタンス 河本力(3季連続3回目)▽フェアウエーキープ率 稲森佑貴(9季連続9回目)▽サンドセーブ率 平本世中(初) 注 トータルドライビングは、ドライビングディスタンスとフェアウエーキープ率をポイント化した順位。
中日スポーツ