フィアット デュカト【1分で読める輸入車解説/2024年最新版】
キャンピングカーのベース車両として日本でも話題に
フィアット デュカト(FIAT Ducato) 現行モデル発表日:2022年12月1日 車両価格:580万円~597万5000円 【写真はこちら】リアドアは観音開き、サイドドアはスライド式で、荷物の積み下ろしを容易に行える。(全4枚)
デュカトはデビューから40年以上の歴史を持つ商用車。欧州小型商用車マーケットで7割のシェアを占める定番モデルでもある。 日本市場へはキャンピングカーのベース車両として2022年12月に導入され、車両架装を専門とするメーカー・ショップを中心とした独自の販売ネットワークを通じて販売が開始された。 モデルバリエーションはボディサイズ(全長と全高)が異なる3モデルで、パワーユニットは全車最高出力180psの2.2Lディーゼルエンジンを搭載。トランスミッションは9速AT、駆動方式はFFが組み合わされる。 2024年8月には一部改良されて「シリーズ9」に移行。もともとデュカトはキャンピングカーのベース車両として高い基本性能、充実した安全装備を誇っていたが、「シリーズ9」ではバルクヘッドの前部にライニング(内張り)が施され、後部にはフックが追加されるなど使い勝手がさらに向上し、新たにアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)やレーンセンタリング、トラフィックジャムアシストも装備、ADAS(先進運転支援システム)も大幅に進化した。 モデルバリエーションは全長の異なる2モデル構成に変更となった。定評のパワートレーンは従来と変わらない。
フィアット デュカト 主要諸元
全長:5410~5995mm 全幅:2100mm 全高:2525mm ホイールベース:3450~4035mm 車両重量:2130~2180kg エンジン:2.2L直4ディーゼルターボ 駆動方式:FF トランスミッション:9速AT
Webモーターマガジン
【関連記事】
- フィアット 「プロフェッショナル デュカト」は、RV/キャンピングカーメーカー5社で販売開始
- トイファクトリーが「ジャパン キャンピングカーショー 2023」に向けて、フィアット デュカトをベースにした新型キャンピングカーなどを発表
- スタイリッシュなコマーシャルビークル「フィアット プロフェッショナル デュカト」が新世代に進化。キャンピングカーベースとしても最高の1台が、ついに日本上陸
- 【写真蔵】キャンピングカー市場をメインターゲットに据えたフィアット プロフェッショナル「デュカト」
- トヨタ「ハイエース」とフィアット プロフェッショナル「デュカト」。日本とヨーロッパを代表する、キャンピングカーのベース車を比べてみる