【中京便り】「不思議だよね、30年以上やっているのに」39年目武豊騎手が今年初勝利にホッ
6日月曜の中京5Rで、武豊騎手が今年のJRA初勝利を挙げました。 勝ち馬ミラージュナイトは母が14年エリザベス女王杯優勝馬のラキシスという良血です。「かなり素質がありそう。まだ良くなりそうで楽しみです」と今後に期待していました。 【写真】どこかあどけなさも…87年「初騎乗」時の武豊騎手 武豊騎手にとっては87年のデビューから39年目のシーズン。開催2日目での今年初勝利に胸をなで下ろしました。「ホッとするね。初勝利は早い方がいい。不思議だよね、30年以上やっているのに」と笑顔を見せていました。レジェンドにとっても“スタート”は大事なようです。 昨年は相棒ドウデュースの引退もありましたが、この日の中京3R新馬戦では、そのドウデュースの半弟エンダードラゴンで2着。ミラージュナイトもそうですが、期待が大きい馬との出会いも続きます。 2週目以降は、デビュー年から39年連続のJRA重賞勝利にも期待ですし、今年も武豊騎手の騎乗に大注目です! ちなみに、12月の開催から2週だけ空いて始まった中京コースの馬場についてたずねると「内というより全体的に悪い。だから外を回るとロスが大きいかな」とのことです。他のジョッキーからも「馬場がボコボコして脚を取られた」といった声がありましたので、前開催の傷みは結構残っているようです。ぜひ、2週目以降の予想の参考にしてください! 【下村琴葉】