スコットランドでよく知る相手とのマッチアップか、前田大然「相手も嫌がっていると思う」
よく知った選手とのマッチアップになる可能性が高い。10日のサウジアラビア戦(○2-0)に後半18分から左ウイングバックで途中出場した日本代表FW前田大然(セルティック)。4バックでは1トップや左ウイングで起用されていたが、6月から導入された“攻撃的3バック”では1トップやシャドーではなく、左ウイングバックが定位置になっている。 【写真】横浜FC応援の15歳女優が初水着グラビア→いきなりヤンマガ1位 「3バックになったらあそこなのかなと。前に出ていく推進力や後ろに戻るところは自分の武器。そこかなと思う」。サウジアラビア戦ではシャドーで先発していたMF鎌田大地に代わって途中出場。左ウイングバックのMF三笘薫がシャドーにポジションを上げ、空いた左サイドに前田が入った。 オーストラリア戦で出番があるならやはり左ウイングバックが濃厚。オーストラリアはポポビッチ新監督の初陣となった10日の中国戦で3バックを採用しており、中国戦に右ウイングバックで先発していたDFルイス・ミラー(ハイバーニアン)とのマッチアップになる可能性が高い。 同じスコットランド・プレミアリーグでプレーする187cmの長身DFは中国戦でセットプレーからヘディングで貴重な同点ゴールを決めており、その高さは日本にとっても脅威になる。「(スコットランドで)対戦していても競り合いは強いし、うまく飛ばさないことを意識していければ。足も結構速いので、縦縦だと付いてくる。中に行くふりをして縦とか工夫しないといけない」と、対戦経験をもとにイメージを膨らませた。 サイドでも前田の武器であるハイプレスやプレスバックは生きてくる。「右の選手(ミラー)は対戦していて、かっさらう部分もあるので、相手も嫌がっているかなと思う。そのまま代表でもやれれば」と狙いどころを見極めていくつもりだ。