あと一歩で届かなかったタイトル。それでも柏レイソルU-18の3年生たちがサッカーと生きる旅はこれからも続いていく 高円宮杯プレミアリーグEAST 川崎フロンターレU-18×柏レイソルU-18マッチレビュー
この代を逞しく束ねてきたキャプテンの栗栖が、最後に話してくれた決意が心に響く。「本当に優勝を目の前にして届かなかった悔しさというのは絶対に忘れないと思いますし、忘れてはいけないものですし、この経験をみんなが本当に生かすか生かさないかは、次のステージでどれだけやれるか、日本一を、世界一を獲るために、どれだけ行動できるか次第だと思うので、みなさんにはそれをここからのキャリアの結果で見せたいなと思います」
いつか、この日の経験が、この日の涙が、今の自分にとって必要だったと言える日を迎えるために、彼らは堂々と、前に向かって歩き出す。あと一歩で届かなかったタイトル。それでも柏レイソルU-18の3年生たちがサッカーと生きる旅は、これからもずっと、ずっと、続いていく。
土屋 雅史
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