錣山親方、死因はうっ血性心不全 元関脇寺尾、相撲協会発表
日本相撲協会は18日、錣山親方(元関脇寺尾)の福薗好文さんはうっ血性心不全のため、17日午後8時27分に東京都の病院で死去したと発表した。60歳だった。葬儀・告別式は23日午前10時から東京都江東区清澄3の6の2、錣山部屋で営まれる。 往年の人気力士の訃報を受け、相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)ら角界関係者は遺体が安置された錣山部屋を弔問した。 鹿児島県出身で、父が元井筒親方(元関脇鶴ケ嶺)。1979年名古屋場所初土俵。長兄の元十両鶴嶺山、次兄の元関脇逆鉾(いずれも故人)とともに「井筒3兄弟」と呼ばれた。幕内在位は史上6位の93場所、通算出場1795回は同4位。