「諦めて俺と結婚しろ」政略結婚相手の御曹司に迫られて… “スパダリ”イケメンからの甘々な溺愛が楽しめる恋愛漫画6選【書評】
高学歴で高収入、加えて高身長で容姿端麗。そんな絵に描いたような理想の男性など、現実ではなかなか出会えない。しかし、漫画の世界なら話は別。そこで“スパダリ(スーパーダーリン)”からの愛情をたっぷり受けられる夢の作品をご紹介。 【漫画】本編を読む まとめ記事の目次 ●甘くほどける政略結婚~大嫌いな人は愛したがりの許婚でした~ ●生憎だが、君を手放すつもりはない~冷徹御曹司の激愛が溢れたら~ ●お見合い婚にも初夜は必要ですか? ●冷徹社長の執愛プロポーズ~花嫁契約は終わったはずですが!?~ ●俺だけ見てろよ ●極上パイロットが愛妻にご所望です
甘くほどける政略結婚~大嫌いな人は愛したがりの許婚でした~
ラブコメ作品で欠かせないのは、なんといっても恋愛の駆け引き。好きと嫌いの振れ幅が大きければ大きいほど目が離せなくなってしまう。『甘くほどける政略結婚~大嫌いな人は愛したがりの許婚でした~』は、未来を約束されたふたりが“ある賭け”をきっかけにシーソーゲームを繰り広げていく作品だ。
同作の主人公・霧崎陽菜には、麻生怜士という許嫁がいる。幼馴染で友人としても良好な関係を築いていたのだが、ある日を境に怜士は陽菜へ冷たい態度を取り始める。陽菜にとって怜士は初恋の相手でもあるのだが、その気持ちはいつしか嫌悪感へ。そして陽菜は怜士との婚約破棄を主張する。 すると怜士は想いを打ち明けつつ「半年後までに陽菜が俺を好きにならなかったら婚約は破棄する」と提案。かくして怜士との戦いが幕を開けるのだった。“スパダリ”な怜士の甘く真摯なアプローチを陽菜は耐えられるのか、ジェットコースターのように乱高下するふたりの関係に注目だ。
生憎だが、君を手放すつもりはない~冷徹御曹司の激愛が溢れたら~
クールな“スパダリ”が、自分にだけ愛情を注いでくれる。そんなギャップ萌えを余すことなく楽しめるのが、『生憎だが、君を手放すつもりはない~冷徹御曹司の激愛が溢れたら~』。
同作の“スパダリ”は、旧財閥家跡継ぎの北菱慶。業界最大手企業である花柳家の一人娘である美夕は彼のもとへ嫁いだのだが、慶は彼女へ手を出さないどころか一緒に住むことも許さない。それから6年が経ち、愛のない関係にピリオドを打つため美夕は離婚を決意。すると突如、「もう我慢の限界だ」と慶の愛情が溢れ出して――。 慶がなぜ美夕を突き放していたのか、その理由が明らかになりつつ今までにない甘々な愛情を注ぎ込み始める。大人の男性としての魅力に溢れた慶の“スパダリ”っぷりは胸キュン必至。読み進めていくうちに、美夕とともに心を鷲掴みされてしまうかもしれない。