お仕事漫画は、現場のリアルなエピソードや人間ドラマを描いた作品が多く、生活や仕事への新たな視点を提供してくれる。本稿ではサラリーマンのような身近な職業から、普段馴染みのない仕事まで、さまざまな職場を舞台にした漫画を紹介する。 【漫画】本編を読む 　どんな仕事にも働く悩みや喜びがある。読者はきっと、働く人々の姿や成長に共感し、勇気をもらえるはずだ。お仕事漫画を読みながら、あなた自身の仕事の意味や楽しさを振り返ってみてはいかがだろうか。 まとめ記事の目次 ●え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか？ ●スーパーの野菜売り場でパートやってます。買い物が楽しくなる！お仕事コミックエッセイ ●出ていくか、払うか　家賃保証会社の憂鬱 ●工務店の日報 ●あ、安部礼司です。

え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか？

（写真：ダ・ヴィンチWeb）

　近年、学生がなりたい職業としても人気が高い「プログラマー・エンジニア」。そんなエンジニアを題材にした漫画が『え、社内システム全てワンオペしている私を解雇ですか？』だ。主人公がプログラミングを通して、人生を構築していく姿を描いている。

　佐藤愛は、社内システムを一手に管理する天才プログラマー。だがコスト削減を掲げる新任社長により突然リストラされてしまう。路頭に迷った愛は、幼馴染が経営するスタートアップ「真のプログラマ塾」の講師となる。塾に集った、家庭や職場で問題を抱えた人々を相手に、プログラミングを通じて人生を豊かにする活動を開始する。彼らとの交流は、現代社会を生きる上でのさまざまなヒントをくれるだろう。 　また愛の退職後、業績が悪化し、プログラマーの流出が相次ぐ社内の様子も必見だ。残された社員たちが直面する苦難は、IT業界のリアルを反映している。エンジニアを目指す読者にとっても、仕事や人間関係に悩む人々にとっても共感と学びをもたらす1冊だ。

スーパーの野菜売り場でパートやってます。買い物が楽しくなる！お仕事コミックエッセイ

（写真：ダ・ヴィンチWeb）

　スーパーマーケットの青果コーナーを舞台にした『スーパーの野菜売り場でパートやってます。買い物が楽しくなる！お仕事コミックエッセイ』。23歳から青果コーナーでのパートを始めた著者の実体験をもとに、スーパーの舞台裏がコミカルに綴られる。