ワンチームで万博史上最高の「お客様満足」を 協会事務総長が年頭のあいさつ
2025年大阪・関西万博が開幕の年を迎え、万博を運営する日本国際博覧会協会の石毛博行事務総長は6日、大阪市内で協会の幹部職員ら約50人に年頭のあいさつを行った。石毛氏は、職員らが多くの困難を乗り越えて準備を進めてきたことをねぎらったうえで、開幕に向けて「心を一つにして、ワンチームで万博に臨んでいきたい」と呼びかけた。 石毛氏は「世界が分断の危機にあるなか、これだけ多くの国が万博に参加する」と述べ、万博を開催する意義を強調。昨年11月には、戦禍にあるウクライナも参加を決めた点に触れ、万博の成功を通じ「世界からの期待に応えなくてはならない」と指摘した。 そのうえで重要なのは「来場者に満足してもらうことだ」と強調し、「スピード感をもって、より良い万博開催に向けて改善を続けていく。万博史上、最高の『お客さま満足』を目指したい」と述べ、あいさつを締めくくった。