PayPay、ポイント運用に「ビットコインコース」追加──1月13日から提供開始
キャッシュレス決済サービスPayPayアプリが、ポイント運用サービスに「ビットコインコース」を追加する。PayPay証券の子会社PPSCインベストメントサービスが1月8日に発表した。新コースはビットコイン(BTC)の現物価格への連動を目指すもので13日から提供される。これにより、口座開設などの手続きを必要とせず、アプリ上でビットコインの疑似運用体験が可能となる。 現在、PayPayアプリのポイント運用サービスは、「スタンダードコース」「金(ゴールド)コース」「アメリカ超長期国債チャレンジコース」など8つのコースを提供しており、運用者数は2024年12月末時点で1900万人を突破。同社によると、米国大統領選の結果を受けてビットコインへの注目度が高まる中、変動性や価格上昇期待の大きいコースの新規取り扱いを多数のユーザーから要望されていたという。 新コースの特徴として、付与されたPayPayポイントを操作不要で「ポイント運用」に追加できる自動追加機能を実装。リリースによると、この機能のビットコイン連動コースへの導入は、ポイント運用サービスを提供する主要な取扱業者で初。取引可能時間は平日の午前8時5分から翌日午前6時55分までで、夜間取引にも対応する。 コース追加を記念したキャンペーンも1月13日から開始。3月31日までの期間中、毎月合計1万1100名(3カ月合計3万3300名)の対象者に、追加ポイント額の最大100%分のPayPayポイントを付与する。キャンペーン参加には、ビットコインコースへの自動追加設定と、月間100ポイント以上の追加が条件となる。 |文:栃山直樹|画像:リリースから
CoinDesk Japan 編集部