【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】集団スプリントを制したのはグローブス、マイヨ・ロホはファンアールト/第2ステージ
カスカイスからオウレンまで194kmの丘陵ステージ、スタート直後に飛び出したイボン・ルイス(エキポケルンファルマ)とルイス・マテ(エウスカルテル・エウスカディ)の2人が先行しレースは進む。4級山岳はマテが先頭通過、最初の1時間の平均時速は35.417km/hとスローな出だしだった。 【ハイライト】ブエルタ・ア・エスパーニャ 第2ステージ|Cycle*2024 残り距離91.7km、ライナー・ケップリンガー(バーレーン・ヴィクトリアス)が落車したタイミングでディラン・ファンバーレ(ヴィスマ・リースアバイク)も落車、再出発したもののこの大会1人目のリタイア選手となってしまった。中間スプリントポイントはマテが先頭通過、集団ではカーデン・グローブス(アルペシン・ドゥクーニンク)、ワウト・ファンアールト(ヴィスマ・リースアバイク)、マティアス・ヴァチェク(リドル・トレック)の順で通過、先頭2人はここで吸収。
4級山岳手前でマウリ・ファンセヴェナント(ティーレックス・クイックステップ)が抜け出しマルク・ソレル(UAEチームエミレーツ)がチェック、追走のケヴィン・ゲニエッツ、シュテファン・キュング(ともにグルパマ・FDJ)、コーベ・ホーセンス(アンテルマルシェ・ワンティ)が合流し4級山岳山頂ポイントはキュングが獲得。 集団スプリントに備えて各チームが隊列を組んで速度を上げる、残り距離2.1kmで集団落車が発生、ジョナタン・ナルバエス、ジョシュア・ターリング(ともにイネオス・グレナディアーズ)、マックス・プール(dsmフィルメニッヒ・ポストNL)が巻き込まれている。 ヴィスマ・リースアバイクのトレインが先頭でフラムルージュ、エドアルド・アッフィニの後ろにつけるファンアールト、その番手にはグローブス。タイミングを見計らってファンアールトが加速、グローブスが追い抜いて集団スプリントを制した。ファンアールトがボーナスタイム6秒でマイヨ・ロホを獲得している。 「この大会の始まりでいい結果が出せた、今日はチームにとって本当に重要な日だった、大きなプレッシャーがあった」グローブス、ステージ勝利後インタビュー
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