レブロン・ジェームズと八村塁（右/ロイター）

　NBAレイカーズの八村塁（26）が26日（日本時間27日）に開幕3戦目となった本拠地キングス戦に先発出場。3Pシュート2本含む今季最多タイ、3戦連続2桁得点となる18得点9Rの活躍。チームはレブロン・ジェームズが今季初のトリプルダブルを達成し、接戦を制して開幕3連勝を飾った。最終クオーターのタイムアウト中に、八村がレブロンに激怒されるシーンが話題となった。 【写真】笑顔で手を合わせてお辞儀する“日本スタイル”で挨拶するレブロン・ジェームズと八村塁 　チームは前半4点リードで折り返した。しかし第3Qに逆転を許して迎えた最終クオーター。チームを救ったのは“KING”レブロンだ。最終クオーター開始早々に3Pシュートや3点プレーなど4連続得点など残り8分23秒までミスなくシュート決め続けて、16得点をマーク。そして今季初のトリプルダブルを達成して、チームの開幕3連勝に大きく貢献した。 　その中で残り8分に八村が右ウイング付近からドライブインで侵入後、プルアップのジャンプシュートを打つも失敗する場面があった。 　その後、残り7分38秒のレイカーズのタイムアウト中にレブロンは険しい表情で「ボールを俺に回せよ。俺は10点連続で取ったところだ。お前はコンテストされた2ポイントを打つのか？回せ。回せよ」と放送禁止用語を交えながら八村への不満をぶちまける。現地の生放送では映像はコートの全体画となっていたが、レブロンの怒りの声だけが拾われていた。 　ファンからは「レブロンに普通に叱られるレベルにいる八村すごくない！？」「それだけレブロンも信頼しているから怒れるんだろうな」「本気で勝ちにこだわっているからこその対応」「この激怒が全員の士気を高めた」などの声が上がった。 　ちなみにレブロンと八村は昨季のオフに合同トレーニングを行い、“師弟関係”の間柄となっている。