【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】集団スプリントを制したのはグローブス、マイヨ・ロホはファンアールト/第2ステージ
ポイント賞 1 カーデン・グローブス(オーストラリア/アルペシン・ドゥクーニンク)65 Pts 2 ワウト・ファンアールト(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)58 Pts 3 マティアス・ヴァチェク(チェコ/リドル・トレック)27 Pts
山岳賞 1 シュテファン・キュング(スイス/グルパマ・FDJ)2 Pts 2 ルイス・マテ(スペイン/エウスカルテル・エウスカディ)2 Pts 3 ロジャー・アドリア(スペイン/レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)1 Pts
ヤングライダー賞 1 マティアス・ヴァチェク(チェコ/リドル・トレック)in 5h 25' 32'' 2 ジョシュア・ターリング(イギリス/イネオス・グレナディアーズ)+ 00' 06'' 3 マウロ・シュミット(スイス/ジェイコ・アルウラー)+ 00' 14''
チーム総合順位 1 UAEチームエミレーツ(アラブ首長国連邦)in 16h 17' 13'' 2 リドル・トレック(アメリカ)+ 00' 12'' 3 ヴィスマ・リースアバイク(オランダ)+ 00' 13''
敢闘賞 218 ルイス・マテ(スペイン/エウスカルテル・エウスカディ)
リタイア 8 ディラン・ファンバーレ(オランダ/ヴィスマ・リースアバイク)
8月19日(月) 第3ステージ ロウザン > カステロ・ブランコ 191.2 km(丘陵) 2日連続のスプリントチャンス 2日連続のスプリントチャンス。翌第4ステージに早くも大会初の難関山頂フィニッシュを控え、体力がフレッシュなうちに、スプリンターたちは大急ぎで勝利を奪いに行かねばならない。 コースは平坦とは程遠い。「丘陵」ステージの区分にふさわしく、序盤から道は曲がりくねり、常に軽い起伏をはらんでいる。しかもスタートから65kmほど走った先で、一行はエストレーラ山脈に突き当たる。平均勾配は3.2%と易しめながらも、登坂距離17.5kmという長い長い2級山岳を乗り越える! その後もしばらくはうねうねとした山道が続く。ただスプリンターチームにとって幸いなことに、ステージも残り3分の1に入ると、道は比較的真っ直ぐになる。また残り約43km地点で4級山岳(6.4km、3.4%)を終えると、後はフィニッシュまで緩やかに下っていく。 たしかにラスト3kmは微妙な上り基調だが、それよりロードブックのラスト5kmに狭いカーブやロータリーなど要注意箇所を示す「!」マークが8箇所も書き込んであることのほうが、プロトンをナーバスにさせるかもしれない。落車やメカトラの際の「タイム救済ゾーン」は、前区間と同じく、特別に最終4kmに延長された。誰もが無傷でポルトガルに別れを告げ、元気で大会の母国スペインへと入場してほしい。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
【関連記事】
- 【ブエルタ・ア・エスパーニャ2024 レースレポート:第1ステージ】マクナルティ、スペシャリストの頂点に立つ。「なにかクレイジーなことが起こった」総合勢はログリッチが負傷からの復帰をアピール
- 【速報 ブエルタ・ア・エスパーニャ2024】マクナルティが12kmの個人TTを制しマイヨ・ロホ獲得/第1ステージ
- マルク・ヒルシがアラフィリップとの一騎打ちを制して初優勝! 3シーズン過ごしたチームへ、置き土産とするバスクタイトル【Cycle*2024 クラシカ・サンセバスティアン:レビュー】
- ウィメンズプロトンのオールスター! オランダ開幕、最終決戦はラルプ・デュエズ フォレリングの2連覇はあるか!?【Cycle*2024 ツール・ド・フランス ファム:プレビュー】
- パリ五輪明けUCIワールドツアー再開 新城幸也参戦のバスクレース、新コース採用でフィニッシュ前7kmに待つ27%の激坂が勝負の行方を左右する【Cycle*2024 クラシカ・サンセバスティアン:プレビュー】