大谷翔平、WS中に“異質”な振る舞い 「日本の文化だ」「アメリカ人は学べる」米国で称賛の声
ワールドシリーズ
米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ(WS)はドジャースが本拠地でヤンキースに2連勝し、第3戦は28日(日本時間29日)、舞台をニューヨークに移して行われる。メジャー7年目で初の大舞台を経験している大谷翔平投手について、米メディアやファンからは改めてその“異質”な振る舞いに注目する声が上がっている。 【動画】「日本の文化だ」「アメリカ人は学べる」 大谷翔平、米国で過去にも称賛を浴びた“異質”な振る舞い メジャーではお馴染みの光景。些細なポイントでも称賛を浴びていた。試合中、戦況を見守っていた大谷が食べていたのはヒマワリの種。手には紙コップを持っており、殻をしっかりそこに捨てていた。米ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」で研究員を務めるレジー・ウェイド氏は「オオタニはとてもきちんとしている。彼は種を地面に落とすことさえしない」とつづり、Xに映像を公開した。 ヒマワリの種は、MLB選手にはポピュラーな試合のお供。ベンチに置かれているのが一般的で、大半の選手は食べた後に殻をそのままベンチに吐き捨てる。試合中でもゴミを拾うなど、大谷の礼儀正しさは以前から話題になっていたが、ベンチを汚さない今回の振る舞いも米国で新鮮に映ったようだ。 米ファンからは「日本の文化ね」「LAの全員がこれをできればいいのに」「彼は日本人なの! 日本はとてもクリーンな場所よ」「日本人。本当に尊敬する」「この男は一流だ」「アメリカ人はいくつか学べることがある」「これがまさにリスペクトだ」「それに彼はとても礼儀正しい」「彼はダイヤモンドに敬意を表している。日本ではダイヤモンドは神聖なものなんだ」などと称賛されていた。 大谷は第2戦で盗塁の際に左肩を負傷。亜脱臼と伝えられている。27日(同28日)の会見でデーブ・ロバーツ監督は状態が悪くないことを伝えつつ、「もし彼が出場できるぐらい十分に調子が良いなら、彼を(ラインナップに)入れない理由はない」と見通しを語ったと米メディアが報じている。
THE ANSWER編集部