植えるなら秋の今!初心者でも簡単なガーベラの育て方。上から水をやってはいけないって知っていましたか?
黄色やホットピンク、オレンジ、バーガンディなど、さまざまな明るい色の花を咲かせるガーベラは、見た人を思わず笑顔にしてしまう美しい花。 多くの品種は2色の花びらを持っており、とても印象的な見た目をしています。長もちすることでも知られているガーベラは、コンテナや花壇で育てることができます。 【写真集】ガーベラの育て方|初心者でも簡単にできる手入れ方法やよくあるトラブル アフリカ原産で、晩春から秋にかけて花を咲かせます。庭で楽しむのはもちろん、花瓶に飾ってもその美しさを楽しめます。花粉媒介者の蝶や蜂にとっても、花が平らなガーベラはとても魅力的です。 ガーベラは、葉のない長い茎のうえに直径数センチの花が咲きます。 中央部分にふさふさした塊があるのが特徴で、1枚ずつ花びらが並んでいる花、2枚の花びらが重なり合っている花、中央に小さな輪の模様がある花、蜘蛛の巣のような尖った花びらをもつ花などがあります。
著者の紹介
著者のアリッカ・エリン・サンソンは、観葉植物、ハーブ、食用植物、造園に15年以上携わっているガーデンライターです。観葉植物のコレクションは60種類以上。 広大な庭には新種の一年草、多年草、低木があり、その性能と信頼性をテストしています。また、家庭用および園芸用植物のテストも行い、実用性と耐久性を研究しています。
ガーベラの基本情報
<一般名> ガーベラ、ガーバーデイジー、アフリカンデイジー、トランスバールデイジー <学名> アフリカセンボンヤリ <植物分類> キク科 <植物の種類> 一年草、USDAゾーン8から10では多年草 <原産地> アフリカ <日光:> 半日陰 <サイズ> 高さと幅、それぞれ30㎝ <ペットに対する毒性> なし
ガーベラのお手入れ方法
ガーベラは、水はけのよい土壌でよく育ちます。湿りすぎを嫌うため、粘土質は適していません。庭が粘土質の土壌の場合は、地植えではなく鉢やプランターに植えましょう。 ガーベラは、春か秋、霜が降りる可能性がない時期に植えます。約30cmの間隔をあけ、クラウン(茎と根の境目あたりの部分)が、地表と同じか、それより少し高い位置にくるように植えます。こうすることで、クラウンが腐るリスクを最小限に抑えることができます。 花をたくさん咲かせるためには日光が必要ですが、夏の暑い日は、朝日が当たり、午後は日陰になっている場所が最も適しています。鉢植えの場合は、余計な熱が伝わってしまうのを防ぐため、家やレンガの壁、車道の近くには置かないようにしましょう。 病気の原因になる恐れがあるため、真うえからの水やりは避けてください。また、クラウンを乾かす必要があるため、水やりの間隔にも注意が必要です。 ガーベラは成長期に数回、粒状の緩効性肥料を与えるとよいでしょう。また、水やりのときに液体肥料を使用することもできます。 次のシーズンにまた新しい花が咲くよう、枯れた花は摘み取りましょう。