置き配は便利と思いながらも盗難リスクが怖くて利用できません。もし盗まれた場合の補償はあるのでしょうか?
置き配を安全に利用するためのポイント
置き配を安心して利用するには、利用者自身の工夫が欠かせません。以下の対策を検討しましょう。 ・受取場所の選択 宅配ボックスや玄関横の隠れたスペースを活用し、通行人の目に触れにくい場所を指定することが重要です。また、配送業者のサービスを利用して、コンビニエンスストアや駅などにある配送会社独自のロッカーといった、安全性の高い受取場所を指定することもできます。24時間営業の施設を利用すれば、柔軟に受け取れるでしょう。 ・通知機能の活用 配達完了通知が即座に届くメールやアプリを活用すれば、荷物を迅速に回収できます。荷物が外に放置される時間を短縮でき、盗難のリスクを抑えられるでしょう。 ・防犯カメラの設置 自宅周辺や置き配の指定場所に防犯カメラを設置することで、盗難の抑止力を高められます。万が一盗難に遭った場合でも、犯人逮捕の有力な手掛かりとなるでしょう。また、「防犯カメラ作動中」というシールも合わせて表示しておくことも、犯罪の抑止に効果的です。 ・高額商品は避ける 高価な商品や重要な書類は、置き配ではなく対面受け取りを選択することで、リスクを軽減できます。
事前の対策で安心して置き配を利用しよう
置き配は受取人の同意のもとで指定場所に荷物を届ける仕組みです。そのため、万が一荷物が盗難に遭った際には配送会社は責任を限定するケースが多く、補償が適用されない場合もあります。置き配を安心して利用するためには、防犯カメラや置き配専用のボックスを設置するなど、事前の対策が重要です。 置き配の補償内容を事前に確認して適切な対策を講じながら、上手に活用しましょう。 出典 国土交通省 令和6年4月の宅配便の再配達率は約10.4%でした ~前年同月比1.0ポイント減少、前回比0.7ポイント減少~ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部
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