【シリウスS】前走OP・L勝ち馬は複勝率43.8% 3つのファクター満点のオメガギネスを推奨
3つのファクターから推奨馬を見つけ出す
今回は9月28日(土)中京競馬場で行われるシリウスSについて下記3つのファクターを組み合わせる、コンプレックスアナライズで分析を行っていく。 【スプリンターズS2024 推奨馬】複勝率100%の条件満たす!能力はスプリント界屈指 SPAIA編集部の推奨馬を紹介(SPAIA) ・レースの好走馬及び凡走馬の共通項を探る「重要データ」 ・目には見えない上積みを探る「前走内容」 ・適性と素質を知るための「血統評価」 特別登録のあった17頭を検討対象とし、過去10年データを使用する。
重要データ:前走OP勝ち馬は驚異の複勝率
シリウスSは秋競馬になって初めてのJRA・ダート中距離重賞。すでに重賞で実績のある馬、3勝クラスから重賞初挑戦してくる馬など、様々なクラスから出走してくる。 そこで、主な前走クラス別成績を見ていく。まず今回が昇級戦となる3勝クラス組。成績は【1-2-0-8】で複勝率27.3%、複勝回収率は70%となっている。昇級戦としてはまずまずの成績だが、やはり重賞の壁に跳ね返されることが多い印象だ。 続いて重賞組。GⅢは【2-3-3-26】で複勝率23.5%、単勝回収率27%、複勝回収率44%。かなり低調な成績で、GⅡにおいては【0-0-0-3】と一頭も複勝圏内に入っていない。一方、好成績なのはOP・L組と地方組。OP・L組は【3-5-6-64】で複勝率こそ17.9%も、単勝回収率は109%と好調だ。 ここはデータを深掘りする。ピックアップするデータは前走着順。前走OP・Lで1着だった馬は【2-3-2-9】、勝率12.5%、連対率31.3%、複勝率は43.8%まで跳ね上がり複勝回収率は72%となる。これは積極的に狙っていきたいデータだ。 最後に地方組を見ていく。成績は【4-0-1-12】で勝率23.5%、複勝率29.4%、単勝回収率125%と数値上は圧倒的だ。ただ掘り下げるとJDD組が2勝、帝王賞組が1勝といずれも前走がJpnⅠとレベルが高い。今年はエナハツホが門別競馬場で開催されたブリーダーズゴールドカップから参戦するがこれは厳しいだろう。 メンバー的にはオメガギネス、ハギノアレグリアス、ハピという重賞実績が豊富な3頭に、連勝中で勢いのあるロコポルティが加わるという人気になることが予想される。出走登録馬の中で前走OP・Lを勝利しているのは、オメガギネスとロコポルティだけ。この2頭には注目したい。 【前走OP・L勝ちの出走予定馬】 ・オメガギネス ・ロコポルティ