[サウンドユニット・選択のキモ]スピーカー編…取付費用も含めて予算を勘案!
なおインナーバッフルは、できればワンオフした方が良い。作るのであれば、取り付けるクルマのドア内部の鉄板の形状とスピーカーのフレームの形や大きさにジャストフィットするものを用意できる。
◆総費用を抑えたければ、インナーバッフルは既製品をセレクトすベシ!
ちなみにインナーバッフルには既製品もあるので、総費用を抑えたいと思うときにはそれを使っても良い。なお市販品にもいろいろとあるので、価格と性能(耐久性等)とを鑑みながらセレクトしよう。
そしてドア内部の音響的なコンディションを上げるための作業である、「デッドニング」も行いたい。なお当作業はまさしく、「スピーカーボックスを作る」作業工程となる。
ただし、デッドニングをどの程度まで行うかは検討の余地がある。手をかければかけるほどドア内部の音響的なコンディションは上がっていくが、手厚くやるのは後からでも良い。そうすれば予算の多くを製品代に注入できる。
またデッドニングを後から手厚く行うと、その効果のほどが良く分かる。1度それを体験しておくとデッドニングの必要性を学習できるので、その意味でも後から行うのはアリだ
今回は以上だ。次回は取り付けにおけるその他の工程方について説明していく。お楽しみに。
レスポンス 太田祥三