新iPad mini発表でどうなった? 「iPad」シリーズのラインアップそれぞれの特徴を改めてチェック【2024年11月版】
2024年10月に「iPad mini」の新モデルが発売されました。新型iPad miniは、AppleのAIサービス「Apple Intelligence」にも対応しており、コストパフォーマンスの高さからも注目のモデルです。 【画像】片手でギリギリ持てるサイズ感が魅力の「iPad mini(A17 Pro)」 しかしラインアップが更新されたことで「いまiPadを買うならどのモデルが良いのか?」と悩んでいる方も少なからずいることでしょう。 ここでは、現時点でのiPadシリーズのラインアップをおさらい。それぞれのモデルの概要と、どのような用途に向いているのかをポイントを絞って紹介していきます。
iPad Pro(M4):13インチ/11インチ
最上位モデルは、おなじみのiPad Proです。現行のラインアップには、5月に発売された「M4」チップを搭載する2サイズ(13インチ、11インチ)のモデルが並びます。 一般ユーザー向けの分かりやすいメリットとしては、ディスプレイがリフレッシュレート120Hzの「ProMotionテクノロジー」に対応していることが挙げられます。Apple Pencilを使ってイラストを描いたり文字を書いたりする際などに、ペンを速く動かしても軌跡がピッタリとついてきます。 そして内蔵スピーカーが4つ備わっていて良い音で動画コンテンツを視聴できることも一般用途での分かりやすいメリットでしょう。 クリエイティブな用途でのメリットとしては、OLEDパネルを駆使してHDRコンテンツを1600ニトのピーク輝度で表示できることや、プロセッサーが備えるメディアエンジンによってProResやAV1の動画データのデコード等を効率的に行えたり、Thunderbolt/USB 4対応のUSB Type-Cコネクタで最大40Gb/sの高速な有線接続が利用できたりすることなどがポイントになってくるでしょう。 選択できるストレージは256GB/512GB/1TB/2TBの4種類。動画編集をはじめとするクリエイティブな用途を見据えて大容量モデルを選択できることも最上位モデルゆえの特徴です。 ただし、価格は21万8800円~(税込、以下同)と非常に高額です。純正の周辺機器を揃えるとなると、ここからさらに数万円がかかるので趣味や仕事などの用途を問わず、購入するにはそれなりの決心が必要でしょう。