上地結衣「“ありがとう”の気持ちを見せるには金メダル」決勝は23年53試合無敗のオランダの強敵【車いすテニス】
◇パリパラリンピック2024 車いすテニス 女子シングルス 準決勝(4日、ローランギャロス) 【画像】車いすテニスのダブルスでも決勝へ進んだ上地結衣選手 パリパラリンピックの車いすテニスで上地結衣選手が激闘。2-1(6-0、4-6、6-4)でオランダのアニク・ファンクート選手に勝利し決勝へと駒を進めました。 「6-0でファーストゲームとったのは自分のサービスがよかったと思う。こんな感じではセカンドいかないと思ってたらそのとおりだったがまずは勝ててよかった。直近の試合で負けていた相手ですし、今回の自分は違うぞというのを見せたいと思って最後まで頑張ることができました」と話しました。 決勝へ向けては「もちろん結果もそうですし、自分のプレーもそうですし、日本から遠くからたくさん応援してくれる方、パリでたくさんの方に試合を見てもらって今日も『カモンユイ!やれユイ!』って聞かせてもらったので、みなさんに最終的に勝って“ありがとうございました”という気持ちを見せるには金メダル、勝って終わらないとと思う」と意気込みました。 決勝の対戦相手はオランダのディーデ・デフロート選手。21年に女子車いすテニス選手として初のゴールデンスラムを達成。3年連続で年間グランドスラムを達成し、23年にはシングルス53試合全勝という驚異的な記録を樹立した強敵となります。 東京パラリンピックでは銀メダルを獲得した上地選手。より高みを目指して6日に決勝を戦います。