サウジ戦、豪州戦は想像より危険? この2試合はサムライブルーの運命を分けると海外も注目「どちらのゲームでも勝てなかった場合……」
勝負の10月シリーズへ
2026ワールドカップ・アジア最終予選2試合を戦い、12得点0失点と圧倒的な強さを見せる日本代表。2026年大会よりアジア枠は8.5に増加しており、すでに日本のワールドカップ出場は確実と考えている人もいるかもしれない。 しかし、この10月シリーズは注意が必要だ。今夜アウェイでサウジアラビア代表と戦い、15日にはホームにオーストラリア代表を迎える。両チームとも盤石な状態とは言えないが、力はある。『ESPN』も「この1週間で悪い結果となった場合、混戦に巻き込まれる可能性がある」と警告を発する。 アウェイでのサウジアラビア戦は6万人近い観衆が集まるとの予想もあり、簡単な戦いにはならないだろう。オーストラリアも監督交代が起こるなどドタバタしているが、監督交代をきっかけにチーム状態が上向く事例もある。この10月は日本のワールドカップ出場を左右する運命の2試合になるかもしれない。 「サウジアラビアには、欧州トップリーグでプレイする選手はほとんどいない。しかし、タレントは揃っており、世界の強豪と互角に戦えることを定期的に示してきた。2022ワールドカップのアルゼンチン戦もそうだ。スター勢揃いなサムライブルーにとっても、アウェイでのサウジアラビア戦は大きな挑戦となる。6万人が集結した場合は特にだ」 「次はオーストラリアだ。最近の結果から判断すれば、日本の勝利を予想するのが無難だ。しかし監督交代後すぐに好調になる事例もあるため、オーストラリアを過小評価するのは危険だ。サムライブルーがどちらのゲームでも勝てなかった場合、再び厳しい予選の争いに巻き込まれることになるかもしれない。一方で6ポイントを獲得すれば、2026ワールドカップへ進撃が続くことになる」 同メディアはこのように続けている。この10月シリーズでも連勝となれば、視界はかなりクリアになる。まずはアウェイでのサウジアラビア戦できっちりと勝ち点を拾う必要があるが、アウェイでも底力を見せられるか。
構成/ザ・ワールド編集部