子どもは児童相談所に保護され“連れ去り”疑惑も…菊川怜(46)と“資産400億円、クックパッド元社長”の夫・穐田誉輝(55)が電撃離婚
穐田氏の息子への愛情は執着に近い
かくして双方弁護士を立て親権争いに発展。穐田氏は「菊川に子供の養育は任せられない」と主張したという。 「穐田さんの場合、子供、とりわけ息子への愛情は執着に近いものを感じます。かつて内縁の妻にも『俺は跡取り息子が欲しい』と語り、男の子が出来た時にとても喜んでいた。当時、『俺は穐田家の14代目。この子は15代目の当主だ』と、『15』と書いた洋服を着させようとしていました」(穐田氏の知人) 今年5月に民法が改正され、離婚した父母の双方が子供の親権を持つ「離婚後共同親権制度」が2026年から導入される。 親権問題に詳しい作花知志弁護士が解説する。 「単独親権制度を維持してきた日本は、連れ去った側の養育に問題がなければお咎めなしでした。今回の改正民法では、親と子供との人格的な触れ合いを尊重し制限してはならないルールが明文化されました。法律が施行されれば、親のどちらかが、もう一方の親と子供の面会を拒否する行為はルール違反となり、親権を失う可能性すらある。またすでに100以上の自治体が子供を片方の親に会わせない行為は心理的DVだと警告している。警察当局も親による子供の連れ去りを刑事事件として立件するようになっています」
なぜ児相は保護したのか
児童相談所の保護についてはどうか。厚生労働省によれば、22年度は児相が通報を受け実際に保護した割合は20%を下回る。 「子供に危険が及ぶなど緊急性のある重大な問題でない限り児相は動きません。菊川さんのお子さんが健全な成長に望ましくない状態にあると、児相は考えたのではないか」(同前) 離婚バトルが続く中、小誌は菊川・穐田氏双方に取材依頼を行った。 穐田氏は代理人弁護士を通じて書面で回答。離婚について問うと、「実は、離婚の合意が既に成立しました。近日中に離婚届を提出し、公表する予定です」と明かしたのだ。またDVについては「事実ではありません。罵倒したことも、物を破壊したこともありません」と否定。ただ子供の連れ去りや児相保護については回答を得られなかった。 一方の菊川からは期日までに回答はなかった。 今後、菊川はママタレとしての真価が問われることになりそうだ。
「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年11月14日号