【夏汗の正しいケア知ってる?】医師がアドバイス。汗を制して夏を制す!
3. いい汗をかくために心がけたい5つの生活習慣
慶田先生:適度な塩分と水分をたくさんとって、いい汗をかきましょう。 下の5項目をできる範囲で実践して、汗が出る自分を褒めてあげて! ☑︎ 夏でも湯船に浸かって汗を出す。 慶田先生:汗を滞りづらくするためにも湯船に入りましょう。38℃程度のぬるま湯でOK。汗が出てくるまでゆっくり浸かって。 ☑︎ 週1~2回、涼しい場所で軽めの運動を。 慶田先生:代謝を上げる程度の軽めな運動(ストレッチなど)でOK。熱中症にならないように、クーラーの効いた部屋などで行ってください。 ☑︎ 巡りを高めるショウガやカリウム、ミネラル積極的にとりましょう。 慶田先生:ショウガは体内循環をスムーズにして、いい汗をかくのに役立ちます。スイカや野菜は体内のナトリウム濃度を調整するカリウムが豊富なので汗をかく季節におすすめです。また、汗で塩分やミネラルが出てしまうので、梅干しや昆布、鰹節で取っただしで作る具だくさんのお味噌汁などで補給することもお忘れなく。 ☑︎ 洋服の素材も風を通すものや織りが緩めなものを選んで。 慶田先生:麻や綿、ガーゼ生地、吸湿速乾性の高い素材の服を着ると違います。素材に加えて、織りがざっくりと緩いものなど、なるべく風が通って熱がこもらないものを選んでください。 ☑︎ 脇汗ボトックスを注射するのも手です。 慶田先生:脇汗に悩んでいる人は、年に1~2回、クリニックで脇汗ボトックス注入をするのもおすすめします。 半年程度効果が持続するので、4月頃打てば、夏の快適さが違います。 汗をかくのが嫌だからと、水分をとらない、トイレに行かないのは腎臓にも負担をかけます。体内を循環させて、サラサラないい汗をどんどんかいてくださいね。