写真：マレスカ監督とともにレスターから加入のデューズバリー＝ホール

レスターからエンツォ・マレスカ監督の後を追い、チェルシーに加入したキアナン・デューズバリー＝ホール。同選手はマレスカ新監督の下、チームが成功を掴めると信じているようだ。イギリス『BBC』電子版が伝えている。 【動画｜チェルシー vs レクサム】　プレシーズンマッチ 試合ハイライト チェルシーは今夏の移籍市場で、レスターをチャンピオンシップ（イングランド2部）優勝に導いたマレスカ監督を招へいし、同じくレスターからイングランド人MFのデューズバリー＝ホールを3000万ポンド（約60億円）の移籍金で獲得した。 チェルシーへの移籍理由を「（マレスカ）監督が僕に来てほしいと強く望んでいたことが大きかった」と語るデューズバリー＝ホールは、昨シーズンから師弟関係を築くマレスカ監督に次のように期待を寄せている。 「降格して多くの問題を抱えていたレスターをどうすれば活性化できるか彼は理解しており、彼のスタイルを全員が受け入れることが必要だった。最低でもトップ4入りを狙えるし、それ以上のことも達成できると思っている。彼（マレスカ監督）は多くの人に知られていないかもしれないが、彼はトップレベルで多くの人を驚かせるだろう」 後方からのビルドアップを大切にするマレスカ監督の下で新たなスタイルに取り組むチェルシーだが、デューズバリー＝ホールは「まだ2、3週間のトレーニングだが、コンビネーションは素早く、整理されてきている」と語り、早くも手応えを感じているようで、マレスカ監督の手腕を以下のように評価した。 「（昨季、マレスカ監督が）レスターに来た最初の1週間で、これがトップレベルなんだと確信した。僕はサッカーについてよく知っていると思っていたが、毎日僕の知らないことを教えてくれた」 「彼にはオーラを感じるし、厳しさと優しさの両方を持ち合わせている。彼のシステムと哲学にチームの全員が賛同できれば、本当に何かを成し得ることができると思う」