東京五輪、首都圏は「無観客」決定 橋本会長「やむを得ない措置」
●首都圏以外の会場の扱いは?
サッカーが行われる北海道札幌市については、まん延防止等重点措置の解除後の経過措置が適用され、観客上限は収容率50%以内で上限1万人とされているが、「引き続き検討」が続けられることになった。札幌市ではマラソン・競歩も行われるが、こうした公道を走る競技は「もともと観客はなし」(橋本会長)で、沿道での応援は自粛要請をするという。 同じくサッカーが行われる宮城県は夜間試合も含めて有観客で開催、野球・ソフトボールが行われる福島県と自転車競技が行われる静岡県はともに有観客で開催(夜間試合なし)。それぞれ収容率50%以内で上限1万人の方針を適用する。なお、サッカーが行われる茨城県は、学校連携観戦のみ実施する。
●パラ観客は五輪閉会後に決定
また東京パラリンピックの観客については、当初7月16日までに方針を決めるとしていたが、今後のコロナ感染状況を見極める必要があるとして、8月8日に東京五輪が閉幕した後に取り扱いを決めるとした。