【ホープフルS】阪神JF、朝日杯FSはセレクトセール取引馬が優勝 ホープフルSには4頭のセレクトセール取引馬が登録
8日に実施された阪神JFを制したアルマヴェローチェは2022年のセレクトセール(当歳)で3000万円、15日に実施された朝日杯FSを制したアドマイヤズームは23年のセレクトセール(1歳)で1億1500万円で取引された(※落札価格はいずれも税抜)。ホープフルSに登録している19頭のうち、セレクトセールで取引された馬はアスクシユタイン(牡、栗東・藤原英昭厩舎)、ジュタ(牡、栗東・矢作芳人厩舎)、リアライズオーラム(牡、栗東・須貝尚介厩舎)、レーヴドロペラ(牝、美浦・加藤士津八厩舎)の4頭だが、このレースでも勝利を挙げることができるだろうか。なお、ジュタは22年のセレクトセール(当歳)において3億2000万円(税抜)という高額で取引されており、ホープフルSを勝てば国内市場で取引された歴代最高額のJRA重賞勝ち馬となる。 また、アスクシュタインを管理する藤原英昭調教師には、JRA2歳GⅠ初制覇がかかる。同調教師はJRA・GⅠで通算11勝を挙げているが、2歳GⅠでは20年朝日杯FSでの3着が最高成績。アスクシュタインは新馬戦→コスモス賞を連勝したものの、前走の札幌2歳Sでは7着に敗れているが、巻き返すことができるだろうか。同馬には横山武史騎手が騎乗する予定。