大場久美子、新規オープン店がコロナで休業「前向き思考で乗り越える」
日常生活の中で除菌を徹底
- なるほど、勉強に十分時間を使えると。私生活はどんな様子ですか 大場 出来るだけ外出をしたくないので、食料品や生活雑貨の購入はスーパーなどから宅配契約に変更しました。自粛生活が始まってから、毎日サラリーマンの主人のお弁当を作り、結婚契約にない主婦しています(笑) - 食料品の宅配化はコロナ対策ですね 大場 コロナとある意味共存していかなければならなくなって、ほかには生活の中で除菌を徹底しています。もともとエステティシャンとしても、一般社団法人東京都食品衛生協会の食品衛生責任者(資格あり)としても、使用機具をはじめドアノブやトイレなど、消毒は日常だったんです。ただ、このコロナ禍で消毒する範囲や頻度はだいぶ増えました。家の中に入るものは、宅配便やスーパーの袋、食料品などもすべて消毒するようになりました。家にいても1日数回触るところを除菌しています。
優しさ、思いやり、厳しさを持って新しい生き方見つけたい
- 住環境にもコロナの影響は大きいですよね 大場 日本もいろいろなロボットや機械が開発されていますよね。そのうち家に入るだけで除菌される……なんていう住宅とか?いろいろ出てきそうですね。木造建築が基本だった時代から鉄筋のマンション住まいへ。固定電話から携帯電話へ。文明は進化し続けていますから、やがては3密もソーシャルディスタンスもより簡易な方法で克服できるようになるのではと思いますが……まだまだ他人事、という面があるのも現実ではないでしょうか。自分だけの問題ではなく他人の生命にも関わることなんだと、リラックスした生活を心がける中にも危機感は常に必要だと思います。 - リラックスした中にも危機感ですか 大場 はい。リラックスと危機感は正反対にも思える言葉ですが、感染を防ぎながらも経済をまわす、と同じ感じですかね。先日ニュースで、コロナのストレスでヘッドスパが流行ってると……私、役者ですがヘッドスパもできます。コロナ禍で私がお役に立てることがたくさんありそう。自分には何が出来るのか考えながら、皆さんとご一緒に乗り切りたいです。優しさと、思いやりと、厳しさを持って、新しい生き方を見つけていきたいと思っています。
女優として、カウンセラーとして、エステティシャンとして、自身に出来ることを真剣に考えながら社会貢献をしていきたいと熱く語る大場。昭和の時代、“1億人の妹”として親しまれた大場は令和のいま、“1億人の母”のように強く温かく、頼もしい。 (取材・文:志和浩司)