【JBC回顧】ウィルソンテソーロがJBCクラシックを制す 佐賀県出身の川田将雅騎手が地元の大声援に応える
地元のソルジャーフィルドが差し切る
北海道の門別競馬場ではJBC2歳優駿が行われた。昨年はフォーエバーヤングが制した注目の一戦。今年は地元ホッカイドウ競馬所属のルヴァンスレーヴ産駒ソルジャーフィルドが勝利した。 道中は後方3番手を追走。勝負所で前が一団となるところで集団に追い付き、外から進出すると直線は豪快に差し切りJRA勢を完封。2着グランジョルノに3馬身をつけた。 このレースを迎えるまでに6戦3勝、2着3回と安定した成績を残していた。今回地元勢の中で人気を集めていたリコースパローにはブリーダーズゴールドジュニアC、サンライズCでともに0.3秒差をつけられ2着だったが、大舞台で逆転を果たした。 今年のJBC4レースを振り返ると、惜敗続きでこれまで悔しい思いをしてきた馬が全て勝利するという印象的な一日だった。 ライタープロフィール 三木俊幸 編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
三木俊幸