【ジャパンC】森泰斗騎手の揺るぎない本命は前走で究極の上がりを使ったあの馬「腹をくくった直線勝負に期待したい」再び末脚爆発だ
◆第44回ジャパンC・G1(11月24日、東京競馬場・芝2400メートル) 浦和での最終騎乗となった22日は、12Rで勝つことができました。すごく好きな競馬場で、勝って締められたらかっこいいな、と思っていたのでめちゃくちゃうれしかったです。いい馬を用意していただきましたし、遅い時間までたくさんのファンの方が残ってくださって本当に感動しました。 【データで見る】ドウデュースの血統、戦績 さて、ジャパンCの本命はドウデュースで揺るぎありません。前走は普通なら届かない位置から、究極の上がりを使って差し切り。いよいよ完成の域に入った気がします。日本ダービーでイクイノックスを倒しているように、この舞台はベスト。あまり流れなさそうなメンバー構成ですが、腹をくくった直線勝負に期待したいです。道中でかからず、折り合いをつけることができれば確実に差してくると思います。 相手は外国馬も気になりますが、日本の競馬は海外とは違うので日本馬を中心に考えます。○はソールオリエンス。ダービーでタイム差なしの2着だったように、不器用な馬ですが府中は合っているイメージがあります。前走も着順ほど差のない内容ですし、ドウデュースがくる流れならこの馬もくるでしょう。 ▲はチェルヴィニアです。すばらしい力を持っていますが、今まで戦ってきたメンバーとは違います。それでも、木村厩舎にルメール騎手という組み合わせで上位に評価しない訳にはいきません。枠もちょうどいいですよね。競馬が上手で先行してもいいですし、うまく流れに乗って運ぶと思います。 いよいよ次の船橋がラストの開催(25~29日)。まだ引退する実感は湧いてきませんが、まずは無事に終えたいですね。依頼もたくさんいただいたので、結果で応えたいと思います。(船橋競馬騎手) 【森泰斗騎手の印】 ◎(3)ドウデュース ○(12)ソールオリエンス ▲(9)チェルヴィニア ★(4)ジャスティンパレス △(1)ゴリアット △(7)シンエンペラー △(8)オーギュストロダン △(14)スターズオンアース
報知新聞社