【40代・50代におすすめ温泉】東京で湧き出る黒~い温泉は究極の“こすらない美容”だった⁉
ミホ 「深大寺温泉 湯守の里」は新宿から電車とバスで30分と思えないほど、緑に囲まれていて気持ちがいい場所にあるのね。 ミワ 深大寺までは湯守の里から徒歩で7分くらいだから、この一帯はいつもとても静か。 ミホ 都心からこんなに近い場所で秘湯のような温泉があったのね! 内湯も露天風呂も自然を生かした素朴な雰囲気で、どこか地方の温泉に来たような感じだし。都会のお湯だといかにも健康ランドっぽいところって少なくないでしょ。ここは頭の上から落ち葉が散ってくる、まさに自然の中の温泉という雰囲気がすごく気に入ったわ。
ミワ 女性風呂でいえば、サウナ以外の7つの浴槽がすべて湧出した温泉を使用しているのもすごいところ。ここの黒湯は湧出された源泉を一切加水せず、そのままの濃さで浴槽に入れているという濃~い温泉。地下1500mの地層に含まれている有機物「フミン酸」を含んでいるから、通常の温泉に比べて劣化が抑えられているというのにも驚いたし。浴槽ごとに温度を変えているから、あつ湯、ぬる湯、自分の好みに合ったお風呂を選んで入れるのもいいわ。 ミホ 露天風呂の数が多くて、それぞれ趣向が凝らされているのがおもしろかったわ。一番大きな露天風呂は風水風呂になっていて、入るだけで開運しそうだったし(笑)。
ミワ 私は櫓の上にある高見風呂がお気に入り。自然の風が心地よくて、私たち、誰もいないときを見計らって入ったから、おしゃべりしながらかなり長くつかっていたわよね。 ミホ ミワさん、腕を蚊にさされてボリボリかいていたけど(笑)。 ミワ それも自然の中の“温泉あるある”体験?でしょ(笑)。 ミホ そうね(笑)。自然といえば一番奥にあった滝見風呂は、滝のマイナスイオンのせいか、癒し効果が高かったわ。東京の温泉に入りながら森林浴も楽しめるのがいいわね。 ミワ 私が驚いたのはその名も「赤銅鈴の介の湯」。免疫力を高めるといわれている赤い壁のお湯だからこの名前だと思うのだけれど、浴槽の奥の電気風呂がすごかった! ミホ よくわからずに電気風呂にお尻を突っ込んじゃったから、あまりの刺激にギャーギャー叫んじゃったものね(笑)。 ミワ そこにいらした常連のおばあさまが入り方を教えてくれなかったら、私たちその場からすぐに逃げていたかも。それほどの強刺激! ミホ 低周波治療器の“強”レベルで、内臓まで揺さぶられる感じがしたわ。 ミワ ミホさん、刺激に弱いから(笑)。 ミホ しかもそれが温泉の中にあるわけだから、温泉と電気刺激のWのパワーで、肩こりも体の疲れも、全身がほぐれたような気がするもの。