小池都知事定例会見10月13日(全文2完)地方創生、言葉だけで終わらせない
来週の定例会見が1日前倒し開催の理由について
読売新聞:読売新聞の〓イシカワ 00:26:37〓です。知事、来週の定例会見についてなんですが、われわれクラブ側に1日前倒して19日ですか、という開催のお知らせをいただいています。この理由について教えてください。 小池:今、この22日までの特殊な状況にございます。そういう中において皆さま方にお諮りをしてその点でご理解をいただいたというふうに考えているんですが、ご理解いただいていなかったんでしょうか。 読売新聞:理由についてまだ聞いてなかったものですから。選挙期間中である、選挙の応援ということが入っていらっしゃる。 小池:それも含めてでございますけれども、公務について集約をさせていただくということでございます。これはそれぞれ大阪府知事などもいろいろ工夫をされているということもあります。それからこの北朝鮮情勢においても選挙応援ということについては総理大臣自らあちこち駆け回っておられるということでございまして、もう等しく選挙の期間中であるということはほかの公務を担っておられる方も同じではないかと思います。
世界都市ランキング、東京はまた3位 1位のロンドンとの差について
ニッポン放送:ニッポン放送の〓アイバ 00:28:05〓と申します。世界都市ランキングについてお伺いします。東京は引き続き3位ということで、2位のニューヨークと差を縮めはしましたが、1位のロンドンとはまだ差があるような状態です。何が足りないというふうにお考えになるか教えてください。 小池:今回3位をキープさせていただいた上に、2位ニューヨークにかなり僅差に迫ってきているというのは大変やりがいを感じるところでございます。ロンドンからは学ぶ点はまだ多々あるかと思いますけれども、しかし上を狙っていくというのはそれだけチャレンジする心も出てまいります。また、かつてボリス・ジョンソンさんに会ったときもテレワークがオリンピックを機会に大変発達をしたと。発達し過ぎて誰もロンドンに来なくなるんじゃないかと心配しましたなどと言っておられたのを思い出します。 それからロンドン大会でサイネージなども非常に分かりやすく集約をされたというふうにも聞いております。やはりロンドンもオリンピック・パラリンピックを機会にして、都市の魅力、価値というのをあらためて見直され、そして改善されたというふうに思います。その意味では世界で第3位、そして2位に肉薄、で、狙うは1位ということでございますけれども、その意味では2020年大会に向けてまちの魅力を高める意味でやりがいがあるところだと、このように思います。 それから後ほどちょうど、国際金融都市・東京のあり方懇談会でやり取りをするんですけれども、ロンドンとやり取りをするんですが、そこでシティ・オブ・ロンドンの方がビデオレターを出してくださることになっております。つまり、国際金融都市・東京と、それからシティ・オブ・ロンドンと、うまく連携ができればということを模索してきたわけでございますけれども、すごいんです。この、今日、ビデオレターに出てくださる方が、シティ・オブ・ロンドン、ロードメイヤーという、メイヤー、市長みたい、訳せば市長っていう形になりますけど、この方は、なんと第690代、シティ・オブ・ロンドンなんですって。これ1年ごとに代わるそうなんです。ということは、690年続いているっていう話で、すごいですよね。 で、シティ・オブ・ロンドンっていうのは金融街のところの組織でありまして、グレーター・ロンドンとはちょっと違いますけれども、でもそこで690年、営々と金融が営まれたその中心であり続けるというのはすごいアセット、資産だと思います。 ちなみに690年前っていったら日本は室町時代かなんかで、ですから私はそういう意味でロンドンから学ぶ点というのは、そういったサイネージ等々、テレワークもそうでありますけれども、まちづくりもそうでありますけれども、こういう、まちにとっての心臓部を持っているというのは、やはりロンドンの深みであり、また、ブレグジットが話題になっていますけれども、そうはいっても、この690年の歴史を持つロンドンのすごみというのは、そういった国際情勢、国際政治を超えて存在し続けるのかなというふうに思います。それも学ぶべき点かなと、このように思っております。後ほど、こちらの国際金融都市・東京のあり方懇談会の部分で、最初、そういうやり取りをすることになろうかと思います。 それでは最後のお1人にしたいと思います。PAGEさんね、はい、THE PAGEさん。