内臓脂肪が勝手に落ちていくための「生活習慣ポイント5」【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト⑥】
更年期以降に増えやすくなる内臓脂肪。放っておくと生活習慣病を招くので要注意。この連載第3回<2カ月で-6kgに成功した医師が伝授! 勝手に内臓脂肪が落ちていく3つのメソッドとは!?>で、MCTオイルの活用などを中心にした内臓脂肪を落とす3つのメソッドを紹介したが、今回は、毎日の生活の中でできる内臓脂肪撃退のコツを紹介。形成外科専門医であり分子栄養学認定医でもある齋藤真理子さんに教えていただいた。
内臓脂肪がつきにくい体になるためのポイントは、自律神経、褐色脂肪細胞、血流、腸内環境、睡眠
内臓脂肪を落とすために、普段の生活習慣で心がけたいポイントとして斎藤先生がおすすめしてくれたのは、以下の5つ。 「5つ全部を実践するのは難しいかもしれませんが、ひとつずつでもいいのでぜひ取り入れてみてください」 MCTオイルの活用などを中心にした内臓脂肪を落とす3つのメソッドは、第3回参照。
POINT1 副交感神経を優位にする時間を作って自律神経を整える
まず、いちばん意識するとよいのが、自律神経を整えることなのだそう。 「自律神経には内臓の働きや代謝を調節する役割があります。ご存じのように、自律神経には、活動しているときに優位になる交感神経と、リラックスしているときに優位になる副交感神経があります。このふたつがバランスよく働いていると、食欲も出すぎず、代謝も進んで太りにくくなります。逆に、バランスがくずれると代謝がうまくいかず、脂肪がつきやすくなります。 自律神経は、ストレスや過労、不規則な生活など、ちょっとした原因で乱れてしまいます。特にストレスが過多になると交感神経が優位になりすぎて、体は内臓脂肪をため込む方向に働き、お腹まわりだけ太ってしまうメタボ体型になりやすくなるので要注意。 例えば、ハーブティーを飲みながら好きな音楽を聴いたり、ゆっくりお風呂に入ったりと、自分がリラックスできる時間を作って、強制的に副交感神経を優位にするようにして自律神経を整えましょう。また、ゆっくりと深呼吸をするだけでも、副交感神経が優位になるので取り入れてみて」
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