内臓脂肪が勝手に落ちていくための「生活習慣ポイント5」【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト⑥】
POINT2 齋藤流ラクやせ体操で脂肪の燃焼を促進
ふたつめのポイントが、運動をすること。そして齋藤先生のおすすめは、“齋藤流ラクやせ体操”。 「運動は、代謝を上げるために欠かせませんが、激しい運動は続きません。そこで私が考案したのが“齋藤流ラクやせ体操”。そのひとつが肩甲骨まわりを動かす『パタパタストレッチ』。 肩甲骨のまわりには、脂肪燃焼を促す褐色脂肪細胞が多く存在しています。パタパタストレッチをすると、褐色脂肪細胞が活性化して脂肪の燃焼が促進し、内臓脂肪の低減効果も期待できます。 もうひとつの体操が、『深呼吸スクワット』。スクワットは、人体で最も大きい大腿四頭筋を鍛えることができます。筋肉が増えると基礎代謝が上がり、内臓脂肪も落ちやすくなります。さらに、スクワットをしながら深呼吸をするので、ダイエットの大敵であるストレスの解消効果も期待できます。 このふたつの体操を、空いている時間に行いましょう。特にMCTオイルを取り入れた食事をとってから3時間以内に行うとパフォーマンスも上がっておすすめです」
<パタパタストレッチ> 1 腕を軽く曲げる。
2 横から見るとこんな感じ。
3 そのまま腕を後ろに引いて戻して、前後にパタパタと動かす。これを繰り返そう。後ろに腕を引くとき、肩甲骨をグッと中心に寄せるようにするのがポイント。
<深呼吸スクワット> 1 姿勢がくずれないように壁に沿うようにして立ち、足を肩幅に広げる。このとき、つま先と膝を外側に向けてがにまたにし、息を吐く。
2 息を吸いながらゆっくりと腰を落とすように膝を曲げる。このとき、膝が足先から出ないようにすること。
3 息を吐きながら立ち上がる。お尻の穴を締めるようにしながら起き上がるのがコツ。
POINT3 入浴のリラックス効果を上げる
お風呂の入り方によっても、内臓脂肪を落としやすくすることができるとか。 「忙しいとシャワーですませてしまいがちですが、基礎代謝を高めて内臓脂肪を燃やしやすくするには、湯船につかって体を芯から温めることは大事。ゆっくりお風呂に入るとリラックスでき、ストレスからくるドカ食い防止にもつながります。 おすすめの入浴法は、やや低温の38℃程度のお湯に10分程度、半身浴でゆっくりとつかること。リラックスして副交感神経が優位になり、疲労も回復します。 体が温まって血行がよくなると、インスリンの分泌も促進するうえ、リンパの流れもよくなって老廃物が排出されやすくなります。入浴前にはコップ1杯の水を飲んで、脱水を防ぎましょう。 特におすすめは炭酸水。炭酸水は、水分補給だけでなく血行促進効果もあるので、お風呂で温まった熱が全身に巡って、体の熱が冷めにくくなります」
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