ロス五輪世代最強は? 19歳以下の日本人市場価値ランキング1~10位。1位はジュビロ磐田で育った後藤啓介
U-17日本代表で10番
7位:佐藤龍之介(さとう・りゅうのすけ) 生年月日:2006年10月16日(17歳) 市場価値:20万ユーロ(約3200万円) 所属クラブ:FC東京 2024リーグ戦成績:2試合0得点0アシスト FC東京の佐藤龍之介はまだ17歳だが、市場価値は20万ユーロ(約3200万円)と高評価を受けている期待のMFだ。 FC東京の育成組織で育った佐藤は、2023年3月にJリーグYBCルヴァンカップのセレッソ大阪戦でプロデビューを果たし、同年8月にプロ契約を交わした。16歳でのプロ入りは久保建英(現レアル・ソシエダ)以来であり、ファンの期待も大きい。 2024シーズンはここまでリーグ戦の出場が2試合で、まだポジションを確保することはできていない。それでも、昨年11月から12月にかけて行われたFIFA U-17 ワールドカップインドネシア2023ではU-17日本代表の10番を背負い、この世代で特に目立っている才能として注目されている。今月はU-19日本代表に招集されており、ロサンゼルス五輪(ロサンゼルスオリンピック)世代の一人として、AFC U20アジアカップ中国2025予選に挑んでいる。 視野が広く、足元の技術も高い佐藤は、チームに多くのチャンスをもたらすだけでなく、自ら仕掛けてゴールを奪うこともできる。また、守備時のインテンシティが高く、中盤の守備でもチームに貢献できる選手だ。
158cmの攻撃的MF
6位:永田滉太朗(ながた・こうたろう) 生年月日:2005年6月17日(19歳) 市場価値:22.5万ユーロ(約3600万円) 所属クラブ:オリヴェイレンセ(ポルトガル) 2023/24リーグ戦成績:なし 永田滉太朗は、最新の市場価値が22.5万ユーロ(約3600万円)で、ロサンゼルス五輪(ロサンゼルスオリンピック)世代で6位にランクインしている。 永田はジュニアユースから横浜FCの下部組織で育ち、2022年に2種登録され、同年6月の天皇杯でトップデビューを果たした。身長は158cmと非常に小柄だが、キレのあるドリブルと左足のキック精度を武器とする攻撃的MFで、当時16歳11カ月の永田に対する期待が寄せられた。 しかし、その後トップチームでの出場機会は得られず、2023年夏にポルトガルのオリヴェイレンセへ期限付き移籍することが決定。ヨーロッパでのキャリアをスタートさせた。 1年目の2023/24シーズンではリーグ戦4試合(93分間)、2年目の今シーズンはリーグ戦1試合とカップ戦1試合(あわせて24分間)に出場しているが、まだレギュラーポジションを確保するには至っていない。しかし、期限付き移籍が夏に延長されたことは、オリヴェイレンセが永田の将来性に期待している証かもしれない。 オリヴェイレンセは、2022年に横浜FCの親会社であるONODERA GROUPが経営権を取得したクラブで、三浦知良も今年6月まで所属していた。