出場時間「9分」でも…今夏リーズ加入の田中碧を現地メディア称賛「長期的に真の…」
リーズに所属する日本代表MF田中碧が限られた出場機会の中で発揮したポテンシャルの高さに、現地メディアは大きな期待感を抱いているようだ。 今年8月にドイツ2部のデュッセルドルフからリーズに完全移籍で加入した田中は、現在EFLチャンピオンシップで3試合に出場。そのすべてが試合終盤の途中出場で、出場時間も9分間とわずかなものだが、新たな挑戦となるイングランド2部で田中が見せているインパクトの強さには現地メディアを中心に称賛の声が挙がっている。 イギリスメディア『FOOTBALL LEAGUE WORLD』は26日、現地時間9月21日に行われた第6節のカーディフ戦における田中について「91分からの出場だったにもかかわらず、彼は25本中25本のパスを成功させた。このパス成功数は試合を通してカーディフのどの選手よりも9本以上多い数字だった」と、正確なプレーでチームに貢献したことを強調。「長期的に真のテンポセッターになれることを証明した」と、今後は主力としてチームのリズムを司る存在になれる可能性を示唆した。 同メディアは「中盤の底から、より前進的なプレーとクリエイティブなひらめきによってリーズに別次元をもたらすはず」と田中を絶賛している。果たして、田中はこれから出場時間を伸ばして、チームをプレミアリーグ昇格に導くことができるだろうか。
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