マンCでチームメイトの19歳が代わりに選出 イングランド代表落選のカイル・ウォーカーが復帰に闘志を燃やす 「間違っていることを証明する」
マンCでのスタートは出遅れる
マンチェスター・シティに所属するDFカイル・ウォーカー(34)はイングランド代表へ再び戻ることを決意している。 [動画]プレミアリーグ第3節 ウェストハムVSマンCのハイライト これまでイングランド代表常連組だったウォーカーは準優勝に終わった今夏のEUROにも参加していたが、ガレス・サウスゲイトが退任し、リー・カーズリーが暫定監督となった新体制1発目の代表には呼ばれなかった。 これはEURO終了後にオフをもらい、シティへの復帰が遅れたことが大きく影響している。ウォーカーはまだ今シーズン、1試合しか出場しておらず、第3節のウェストハム戦で2分間出場しただけだ。コンディションが心配され、今回は招集見送りとなった。そんななか、同ポジションで出場し、結果を残したリコ・ルイスが代表に選ばれたこともあり、シティの右SBは熾烈なポジション争いが起こる可能性もあるが、ウォーカーはポジションを奪い返すことに闘志を燃やしている。 「受け入れて、彼らが間違っていることを証明するだけだ。新しい監督のもとでは、常に多少の変化を期待するものだ。私はがっかりしている。なぜなら、自国を代表することは常に最高の栄誉だからだ。でも、今シーズンはほとんどプレイしていないから、受け入れるしかない。公平に言うと、リー・カーズリーは本当に親切で、メンバーが発表される数時間前に電話をくれて、話をした。私は参加したいと言ったよ。しかし、それはパフォーマンスと実力次第だと思う。だから、彼が下した決断は正しいと思う。近い将来、彼が間違っていたことを証明しなければならない」(英『BBC』のポッドキャスト『You'll Never Beat Kyle Walker』より) ウォーカー不在の間、19歳のリコはシティの右SBとして躍動している。シティの中でも特別好調な選手の1人であり、ペップ・グアルディオラもこの19歳のパフォーマンスを絶賛している。攻撃面でウォーカーとは違った強みを出せるリコは守備でも成長した姿を見せており、ウォーカーの定位置を虎視眈々と狙っている。 それでもウォーカーが本来の調子を取り戻せば、スタメンに定着する可能性が高いが、リコとのポジション争いは今シーズンのシティの注目ポイントの1つになるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部