「メッシが前半終了後にユニフォームを求めに来て…」ブッフォン氏が明かす「素晴らしい瞬間」とは?
元イタリア代表GKのジャンルイジ・ブッフォン氏が20日、自身の自伝本の出版会見に出席した際、過去のエピソードなどを明かした。地元紙『パルマトゥデイ』が伝えた。 もちろんブッフォンも!イタリア代表、21世紀の最強ベストイレブン 1995年にパルマでセリエAデビューを飾ると、同クラブやユヴェントス、イタリア代表などで長年にわたって活躍したブッフォン氏。10度のセリエA制覇やワールドカップ優勝など華々しいキャリアを築き、昨年夏に古巣パルマで現役生活に終止符を打った。現在はイタリア代表チームのスタッフを務める46歳のレジェンドは、キャリアにおける「素晴らしい瞬間」について問われると、2014-15シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝ユヴェントス対バルセロナ(1-3)を振り返っている。 「素晴らしい瞬間? それは2015年のベルリンで行われたCL決勝の前半終了後のことだ。(リオネル)メッシが私のユニフォームを求めて、ロッカールームまで追いかけてきたんだ。チームは0-1で負けていて、思いを巡らせていたところだったが、うれしかったし、驚いたよ」 「印象に残る出来事だった。それまでは、自分が他の選手の目にどのように映っているのかを感じ取ったことがなかった。しかし、常に自分が世界で最高に素晴らしいことをしているラッキーな男だと感じていた。レオのような象徴の選手が自分の元へユニフォーム交換のために走って来るなんて、感動したよ」 さらに元ユーヴェGKは、同僚だったクリスティアーノ・ロナウドにも言及。「クリスティアーノは唯一無二だ。あのようなメンタルを持ったプロフェッショナルが存在するとは思っていなかった。あのレベルはほぼ人間ではない。チームメートとして尊敬するものだよ」と明かした。