茂木栄五郎のFA人的補償は? ヤクルトのプロテクトリストを徹底予想(6)”掘り出し物”となり得る野手は…?
東北楽天ゴールデンイーグルスからフリーエージェント(FA)権を行使した茂木栄五郎が、東京ヤクルトスワローズへの移籍を決断した。茂木はFA制度においてBランクに該当するとみられており、楽天はヤクルトに「金銭補償のみ、または人的補償の選手1名+金銭補償」を求めることができる。ここではヤクルトのプロテクト28人を予想した。
”掘り出し物”となり得る野手は…?
28人というプロテクトでは、やむなくリスト外になった選手も多い。ここでは、プロテクト当落線上に位置すると思われる野手を取り上げたい。 ■松本直樹 今季は捕手陣の故障が相次ぎ、自己最多の60試合に出場した松本直樹。攻守で存在感を示し、充実したシーズンを過ごした。 だが、正捕手・中村悠平に加え、故障から復帰する古賀優大、内山壮真といった若手に挟まれる形となり、やや厳しい立場にある。 今年のドラフト会議でも育成指名を含め2人の捕手を獲得しており、人数の関係でやむなくプロテクト外とした。 ■北村恵吾 プロ2年目の今季は一軍出場なしに終わった北村恵吾だが、昨季は一軍でプロ初本塁打を記録。二軍では2桁本塁打を放つなど、長打力を示していた。 しかし、今季は故障もあって一軍出場が叶わず、二軍でも2本塁打に。期待される若手選手の1人だが、泣く泣くプロテクト外となった。 ■西川遥輝 今季は113試合に出場し、打率.260、1本塁打、24打点、10盗塁、出塁率.350と復活の兆しを見せた西川遥輝。 レギュラー格の1人だが、昨オフに楽天から戦力外通告を受けており、楽天が1年後に再び獲得することは考えにくいため、プロテクト外と予想した。
ベースボールチャンネル編集部