現行スズキ・スイフト・スポーツの生産終了が発表 同時に、最後を飾る特別仕様車が期間限定で登場
スイフトスポーツZC33Sファイナル・エディション
今となっては数少なくなったBセグメントの国産スポーツハッチである「スズキ・スイフトスポーツ」。現行型は200万円を切る価格でデビュー。原料高などにより現在は220万円前後となっているが、未だスポーツ・モデルとしては安価な部類に入り、スポーティな運動性能を考えると圧倒的なコスパ(コストパフォーマンス)を持つ。 【写真23枚】生産終了が発表された現行型「スズキ・スイフト・スポーツ」に設定された特別仕様車「ZC33Sファイナル・エディション」の詳細画像をチェック ◆型式名を車名に掲げる ベースモデルの標準仕様車が新型になり、次期型の噂も出回っているなか、発表された特別仕様車が「ZC33Sファイナル・エディション」だ。 ◆ブラックとレッドでスポーティに エクステリアは、フロント・グリルや専用フォグランプ・ベゼル、17インチ・アルミホイールなどがグロスブラックでペイント、さらにレッドのブレーキ・キャリパーやレッド&ブラックのエンブレムを備えるほか、Cピラーにデカールが装着されるなど、レーシーな雰囲気を漂わせている。 インテリアは、インパネ、ドアトリム、コンソールにブルーとシルバーのヒートグラデーション加飾が施されたほか、グロスシルバーのステアリング・ガーニッシュの採用により、ホットハッチらしいスポーティムードを高めている。 ◆標準仕様は2025年2月で生産終了 価格は、6段MTが232万9800円、6段ATが240万1300円。2025年3月から2025年11月までの期間限定生産モデルで、2025年3月19日に発売される。 なお、現在販売されているスイフトスポーツのカタログモデルは、2025年2月に生産終了となり、在庫がなくなり次第、販売を終了する。文字どおり、今回の特別仕様車が現行型の最終モデルとなる。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部
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