整理収納の基本は「サイズを測る」「見えるか、見えないか基準」、これで素敵な部屋に!【人気ルームスタイリストに聞きました】
「見えるか、見えないか」でモノを選ぶ
部屋づくりにかけられる予算は、きっと多くの人が限られているはずですよね。だからこそ、モノ選びは「見えるか、見えないか」で考えると、予算が決めやすくなります。 「部屋で過ごすとき、常に目に入るモノが大好きなほうが、気持ちも上がります。 だから“見えるモノ”なら、サイズが合っていることは大前提で、次に見た目が好きかどうかで決めるとよいです。このとき絶対に妥協せず、作りが良くて長年使える、自分が納得できるモノを選びましょう」 「私は“見えるモノ”を探すとき、『ライクイット』『無印良品』『IKEA』などへ行くことが多いです。また、この中で似たようなアイテムがある場合も、好き!と思えるほうを選びます。 たとえば我が家で防災備蓄用品を入れているコンテナーは、『ライクイット』のモノ。実は『無印良品』にも似たような頑丈なコンテナーがありますし、こちらのほうがリーズナブルですが、私は見た目に惹かれて『ライクイット』を選びました」 そして、引き出しや扉の中などを仕切る“見えないモノ”なら、100円均一や『3COINS』、『無印良品』などの、手に取りやすい価格でサイズがぴったりのモノを選びます。 「やはりぴったりなほうが収納しやすく、生活の質が上がるように感じます。ちなみに私は見えない場所の収納グッズも、同じシリーズでそろえたり色みも統一することで、心が落ち着く収納にしています」 毎日すごす部屋を、もっと心地良くしたい!そう思っている方は、今回教えていただいた整理収納の基本をまず試してみてはいかがですか?
【取材協力】
安藤秀通さん ルームスタイリスト、整理収納アドバイザー。「ひでまる」として、東京都杉並区の築35年、47平米のリノベマンションでの男性パートナーとの2人暮らしをSNSを中心に発信。幅広い世代に話題を呼ぶ。ディズニーストアや美術館、水族館のミュージアムショップで8年間VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)を学んだ経験を活かしたルームスタイリングは、数カ月先まで予約が埋まるほど。部屋作りの情報を詰め込んだルームツアー付きセミナーを自宅にて開催し、人気を博している。セミナー、コラム執筆など、多方面で活躍中。2023年11月に初となる著書『47㎡、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』(小学館)を発売。 https://www.instagram.com/hidemaroom/
『47㎡、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』
著/安藤秀通(ひでまる) 価格/1,650円(税込み) 発行/小学館 センスはいらない、部屋はルールで整える! インテリアの提案がツボすぎる!と、SNSでも大人気のルームスタイリスト・整理収納アドバイザー、ひでまるさん。『NHK WORLD-JAPAN』 でも話題になり、インスタグラムのフォロワーは11.8万人! 注目の集まる中、本名の安藤秀通として、初の書籍です。 この本では、45個の“ひでまルール” をご紹介。今より必ず部屋が大好きになれる“ルール” です。読みながら自分と向き合う、癒しの時間を過ごしませんか?
ニイミユカ