30代男性はマグネシウムが30%以上も不足!「水を飲むこと」の3つのメリットとオススメの銘柄
自分に合うお水はボトルやラベルのデザインから見つける
ーー自分に合うお水の選び方はありますか? 私は、ボトルの格好良さやラベルのデザインが良いなど、見た目から入るのも選び方のひとつだと思っています。 例えば、ナチュラルローソンや雑貨店の「PLAZA(プラザ)」などで販売されているスペインの「SOLAN DE CANRAS(ソラン・デ・カブラス)」は、一般的な日本の水のボトルと異なり、ブルーの円柱型で飲み口も広く、オシャレなデザインです。人によっては持っているだけで気分が上がるでしょう。 カッコいいから・オシャレだからという理由でお水を飲んでみて、美味しかったら採水地と硬度を見る。そして次に購入するときは、同じような採水地や硬度のお水を選んで自分に合う種類を見つけていくと、より水への興味が出てくるのではないでしょうか。 ーー水の味から入る場合、どの種類がオススメですか? 気軽に手に入るものだと、ファミリーマートの「津南の天然水」と「霧島の天然水」がオススメです。新潟県が採水地の津南の天然水は、とても飲みやすくクリアな味わいです。 霧島の天然水は宮崎県が採水地で、こちらも飲みやすい水ですが、津南の天然水よりは硬度が高めで、シリカというコラーゲンの生成を促す成分が含まれているのが特徴です。肌のハリや潤いをキープしたい特に女性に人気があります。 まずは2種類の飲み比べをして、硬度が高めが好きか、低めが好きかで自分に合う水を選んでいくのも良いと思います。
こまめな水分補給を続けることが大切
ーー水分補給は水道水でも問題ありませんか? 問題ありません。水道水でもミネラルウォーターでも、1日のうち5~8回に分けてこまめに水分補給することが大切です。 ただし水道水は塩素で消毒しているため、臭いや発がん性がある物質「トリハロメタン」が含有されているので、気になる方もいるでしょう。 近年は高度浄水処理を行っている浄水場も多くなり、カルキ臭やカビ臭など、臭いの元となる物質などは除去されています。水質管理をしっかり行っているため、水道水は昔と比べると美味しくなっています。 そのままでも飲めますが、気になる方は一度沸騰させてから飲んでください。沸騰させるときは、必ず蓋を外して5~10分以上加熱します。5分未満の加熱は、トリハロメタンを増やす可能性があるため注意が必要です。また、冷蔵庫で冷やして早めに飲みきることも大切です。 ◇ 水は生きていくうえで必要不可欠。特にオーシャンズ世代は、マグネシウムやカルシウムが不足しているため、硬水も取り入れた方が良いようだ。これからは食事や運動と併せて、飲料水にも意識を向けてみてはいかがだろうか。 アントレース、なつこ=取材・文
OCEANS編集部