30代男性はマグネシウムが30%以上も不足!「水を飲むこと」の3つのメリットとオススメの銘柄
水の味は採水地によって変わる
ーー市販で販売されている飲料水の味はどれも同じなんですか? 採水する場所によって地層に含まれる成分が異なります。日本の水は、ほぼ軟水になりますが、軟水であっても東北・九州など地域によって味が異なります。 例えば九州の場合、霧島山系の地層にマグネシウムやカルシウムが多く含まれているため、甘味と苦味を感じやすいのです。 ーー軟水や硬水はどんな基準で決められているのでしょう? 水の硬度は、マグネシウムとカルシウムの数値をある一定の計算式の中に入れて算出しています。マグネシウムとカルシウム以外のミネラル(カリウムやナトリウム他)の量は計算に含まれません。 採水地が違う2本のミネラルウォーターを飲み比べてみた場合、同じ硬度でも味が違うと感じるのはそのためです。 サントリーやいろはすは、採水地が複数あり、採水地のあるエリアでそれぞれの商品が販売されることが多いです。 旅行や出張で訪れた地域で水を購入するとき、定番のこの2つを購入して飲んでみるのも面白いですよ。いつも飲んでいるサントリーの天然水とは違った味を感じられるかもしれません。
30~40代の男性には硬水がオススメ!
ーー30~40代の男性に試してほしいお水の飲み方はありますか? やはり、硬水をメインで飲んでいただきたいですね。硬水にはマグネシウムやカルシウムが多く含まれています。この2つの成分は体の疲れやストレスを和らげるサポートをしてくれるので、働く世代にピッタリです。 特に日本人はカルシウムやマグネシウムが足りないといわれています。マグネシウムは30代男性で約370mg必要ですが、そのうちの60~70%しか摂取できていません。 毎日を元気に生活するためにも、平日の午後の水分補給は硬水を飲むなどの工夫をしましょう。 ーーマグネシウムが多い硬水は気軽に買えますか? 購入しやすいブランドとしては、フランスの「エビアン」や「ヴィッテル」などがあります。ヴィッテルは硬度が高めでも飲みやすいので、慣れていない方でも試しやすいです。