【大学野球】「英語の授業が一緒」箱根2年連続区間賞の仲間から刺激 青学大・藤原夏暉主将が「大学4冠」へ闘志
昨年、史上5校目、6度目の「大学4冠」(春秋リーグ、大学選手権、明治神宮大会V)に輝いた東都大学野球リーグの青学大が5日、神奈川・相模原市内の同校グラウンドで始動した。新主将の藤原夏暉内野手(3年=大阪桐蔭)は2、3日の第101回箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を飾った駅伝チームを刺激に、2年連続の「大学4冠」へ突き進む決意を示した。 頂点への渇望。やりきる徹底力。最高のお手本は同じ淵野辺キャンパス内にいた。箱根駅伝に話題が及ぶと、藤原は瞳を輝かせた。 「8区で2年連続区間賞の塩出翔太君は英語の授業が一緒なんです。負けていられない。大学4冠を目指して、一戦必勝でやっていきたい」 安藤寧則監督(47)は昨年12月28日に校内で原晋監督(57)から「4冠やったな!」とエールを送られ、「今回もやるよ!」と自信満々の表情で言われたという。「お互い、いい刺激になっている。違う種目でも通じるものがある」と指揮官。次は野球部は底力を見せる番だ。2025年シーズン。神宮の杜でも、強い青山学院を見せつける。(加藤 弘士)
報知新聞社