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3. 原田裕規:ホーム・ポート(広島市現代美術館)
原田裕規は、社会の中で広く知られる視覚文化を題材とするプロジェクトからその活動をスタートし、近年では、日本からハワイへ渡った移民を調査し、日系アメリカ人の混成文化を題材にした映像作品を制作している。 本展では、ラッセンの作品を元にしたタイトルと同名の作品《ホーム・ポート》が展示される。また、原田が現時点の集大成とする新作の平面作品に加えて、これまでに制作された代表的な映像、インスタレーション、パフォーマンス作品と10代の大半を過ごした広島時代の初期絵画などを紹介する。 原田裕規:ホーム・ポート 会期:11月30日(土)~2025年2月9日(日) 場所:広島市現代美術館(広島県広島市南区比治山公園1-1) 時間:10:00~17:00 休館日:月曜(祝日は翌平日)、12月27日~1月1日
4. 佐内正史 「写真がいってかえってきた」 (book obscura)
写真家、佐内正史の写真集『写真がいってかえってきた The photo, coming home』の刊行を記念した写真展。 佐内は全ての写真集をオリジナルプリント入稿しており、新作制作の中では「プリント作業の途中、写真が家に帰ってきた感じがした」と話している。本展では写真集に掲載された作品7枚を展示販売し、写真集を同時に販売する。会場で、観賞者は佐内が得た感覚を追体験することになるだろう。 佐内正史 「写真がいってかえってきた」 会期:12月12日(木)~ 2025年1月20日(月) 場所:book obscura ブックオブスキュラ(東京都三鷹市井の頭4-21-5 #103) 時間:12:00~19:00 休館日:火水、12月27日~2025年1月3日
5. evala 現われる場 消滅する像(NTTインターコミュニケーション・センター [ICC])
音楽家、サウンド・アーティストとして活躍するevalaの現時点における集大成となる展覧会。作家の活動史においても重要な作品《大きな耳をもったキツネ》を制作、発表したICCを会場に開催する。 本展では新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」シリーズの新作や、《大きな耳をもったキツネ》、そこから発展し多くの国々で発表されてきた作品、さらに最も大きな展示室を全室使用した新作大型インスタレーション《ebb tide》のほか、複数の新作を展示する。 evala 現われる場 消滅する像 会期:12月14日(土)~2025年3月9日(日) 場所:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4F) 時間:11:00~18:00(入館は30分前まで) 休館日:月曜(祝休日の場合は翌平日)12月28日~1月3日、2月9日